区長の言う”社会的検査”は施策の中身だけでなく、区長の「やり方」にも大きな問題あり。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
世田谷区議会では、現在「決算特別委員会」が開催中。
参考ブログはこちら↓
【明日から決算特別委員会。桃野は先ず明日15:30から質疑。今回も区長に厳しく迫ります】(2020.09.29 桃野ブログ)
桃野は先ず、昨日(9/30)、総括質疑を行いました。質疑の様子は以下の動画でご覧ください。32分程度です。
世田谷区長がテレビや雑誌で「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」と喧伝し、区長のいうところの”社会的検査”に姿を変えた施策。そこに投入される予算は4億円です。桃野はこれに対案(組み替え動議)を出し、原案に反対しましたが、他会派の賛同を得られず、この施策のための補正予算、4億円は議会を通過してしまいました。結果、”社会的検査”が実施されることに。以下参考ブログ↓
【補正予算の組み替え動議は残念ながら否決。区長のいう”社会的PCR検査”は実施へ】(2020.09.18 桃野ブログ)
補正予算が通過し、”社会的検査”は実施されることにはなってしましたので、ここから先は、少しでも区長がこれを方向修正し、意味のある施策にしてくれるよう働きかけるしかありません。そして、この間の区長の仕事の進め方(具体的な施策の中身もなくメディアで喧伝)についても、今後は同じことをしないようにと釘を刺しておかないと。
今回の質疑では、先ずは区長のこれまでの不適切なツイート(区が公表すべきで無いとしている情報を公表してしまう)を例に引きながら、「誰でも、いつでも、何度でもPCR検査」などの区長の情報発信について問題点を指摘し、今後は改めるべきと迫りました。
そして、区長のいう”社会的検査”の今後の進め方についても提言。しっかりと科学的根拠に基づいて進めてもらいたい、もしくは止めるべき時には躊躇なく止めてもらいたいとの趣旨で取り上げました。
区長の答弁はというと、区長以外は答えられない質問にも関わらず、いつまでも挙手しなかったり、その上「えっ、俺に、聞いているの?」ととぼけながらようやく手を挙げたり・・・。そうかと思えば、一旦答弁を始めると質問と関係ないことをベラベラと話し続けることもありました。ちなみにインターネット中継(動画)を確認すると、桃野が「・・・かどうかだけ答えてくれればいいですよ」「質問妨害ですよ」などと、区長の答弁中に発言しているのをマイクが拾っていました。正直、誠意を持って答弁しているようには思えませんでした。残念。
具体的な質疑内容については、区長の答弁中の雰囲気と合わせて、是非動画でご確認ください↓
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