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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2019-03-20

今日は区立中学校の卒業式へ。桃野が密かに楽しみしている校長式辞。1年前から仕込まれてたなんて。良いお話でした。

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
本日は世田谷区立中学校の卒業式へ。
東京でも桜の花が今にも開きそうなお天気で、新たな門出を祝福するにふさわしい一日になったのではないかな。
議員になって毎年、区立小中学校の卒業式に参列させていただけること、心より楽しみにしています。
例えば中学生。3年前に入学式で見たあの子ども達がこんなにたくましく成長するんだなって胸が熱くなるんですよね。
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そして桃野は密かに校長先生の式辞も楽しみにしています。
やはり教育者ですから生徒に語り掛けたいことについては、豊富な引き出しがあるでしょうし、おそらく「今年はこれ!」ってバッチリ時間をかけて仕込み(準備して?)をしているでしょうから。
今日の式辞もよかった。なんと、一年かけての仕込みだったんですね。
校長先生が式辞に引いたのがチャールズ・チャップリンの言葉。
「みなさん、私がこの学校にきて最初に皆さんに話したことを覚えていますか」と話が始まり「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」(桃野注釈、原典は「Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot」)という言葉を改めて紹介されていました。
桃野も、あーそういえば、校長先生そんなこと言っていたなと思ってたら過去のブログにこの言葉がありました。
こちら関連ブログ
桃野が、校長先生からこの言葉を最初に聞いたのは1年前の入学式。でも、今日卒業生に語り掛けたということは、きっと入学式以外の場で同じような話をされていたんでしょう。
今日は、その言葉に続けて、こんな話が。(桃野の頭の中のメモ、校長先生が語った趣旨)
ここにいる皆さんは、受験という大きな試練にぶつかり乗り越えてきた。自分がなんでこんな目にあわなければいけないんだと苦しんだ人もいるでしょう。辛い結果だった人もいるでしょう。
そんな経験について今はどう感じていますか。
その悲しみ、苦しみの渦中にいるときは悲劇の中にいたと思います。でも今はどうでしょうか。そんな経験を笑って話せるようになった自分がいませんか。乗り越えることができた自分がいませんか。
私は、「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」と思うのです。
一年前の校長先生の言葉を聞いてピンとこなかった生徒たちがいたとしても、今、受験という大きなライフイベントを乗り越えたその心には、自分の成長とはどういうことなのかその実感が鮮やかに刻み込まれたのではないでしょうか。
素敵な校長式辞でした。
 

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