こういう動きが広がれば「○○賛成(反対)の方の入店お断り!」の張り紙を頻繁に見かける事になりかねないのでは。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
今日も色々とニュースがありました。
自民党の二階俊博幹事長が「子どもを生まない方が幸せ、という考えは自分勝手」と述べた(毎日新聞他)とか、
サッカーワールドカップでドイツ公共放送の女性レポーターが女性として初実況したところネット上では「男の分野に関わるな」「女の声は聞きたくない」などの中傷がネット上で相次いだとか(読売新聞)。
いずれも愉快ではないニュース。
そして、桃野が更に気になったニュースがこちらです。
「トランプ政権のサンダース米大統領報道官に対しレストランが、政権の政策を理由に食事の提供を拒否」したそう(朝日新聞他)。
事の成り行きは以下のようなものらしい。
・6月22日夜、トランプ米政権のサンダース報道官が、ワシントン近郊のあるレストランを知人らと7、8人で訪問。
・一旦はテーブルにつき、注文も終えたが、性的少数者に差別的なトランプ政権の関係者に給仕することに同性愛者の従業員らが難色を示した。
・店の経営者は、サンダース氏に対し、丁重な言葉で店から出るよう求め、サンダース氏もそれに応じた。
・サンダース氏は料金の支払いを申し出たが、店側は受け取らなかった。
・この出来事を知ったトランプ大統領はツイッターで「外観が汚い店は、中身も汚い」と店を批判する書き込みをした。
立場、政策の違いでお客さんを店から追い出すっていうことが起きているんですね。
これもまた排除する行為。
桃野は性的少数者に対する差別、非合理的な対応は許されないという立場です。
これまで議会でも様々発言をしてきました。
でも「レストランから排除」のニュースはどうも腑に落ちません。
例えば、従業員からすれば自らの主張を、政権の要職を務める一人に直接ぶつける絶好のチャンスだったのではなかろうか。
「話なんてしたくない」
「顔も見たくない」
そんな心境だったのかもしれないけど。
でも、こういう動きがどんどん広がってくれば「トランプ政権支持者はお断り」「○○に賛成(反対)の方の入店お断り」そんな張り紙を街のレストランで頻繁に見かける事になりかねないのではないかな。
カフェもパブもレストランも、政権批判も政権擁護も、誰でも好きなことを言える場所であってほしいと切に願います。
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