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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2018-06-28

これまでの議会からの指摘、今回の保護者からの要望を受け止め、一刻も早く「おむつは保育園で処理」を実現してほしい!

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
世田谷区の区立保育園では、一歳児以上の子どもが使用した紙おむつ(使用後の汚れたおむつです)は、保護者が持ち帰るルールになっています。
汚れた紙おむつは保護者が持ち帰りでなく、保育園で処理するルールに変えて欲しいと、先日、保護者から区長へ直接「嘆願書」が手渡されたそう。
今朝の東京新聞に記事と、園児のお母さんである女性から嘆願書を受け取る保坂展人区長の写真が掲載されています。

【使用紙おむつ 保育所で処理を 世田谷区長に保護者ら嘆願】

区長が直接、区民の方から嘆願書を受け取る、そしてその様子を記者に写真に撮らせるというのは、もちろん区長に何らかの意図があってやってることですから、そこに「不純さ」を感じてしまうのですが、それはさておき、このおむつ問題は、桃野も区民の方から相談を受けたことがありましたし、世田谷区には早々に対応を変えて欲しい(持ち帰りではなく保育園で処理を!)と考えます。

実は、この問題は、我々の会派「無所属・世田谷行革110番・プラス」のそのべせいや議員が、既にいち早く議会で取り上げて、区に改善を求めてきました。

そのべ議員は自身が保育士でもあります。

今年2月、「豊島区で、区内全ての認可保育園で出た使用済み紙おむつの回収を始める」との報道があり、桃野は「汚れたおむつを保護者が持って帰ってるの?」と恥ずかしながらその実態を初めて知りました。

その直後の予算委員会では、そのべ議員が「世田谷区でも保育園で処理を」と区に求めており、やりとりの中で以下のような事実、区の姿勢を明らかにしています。

・高齢者施設、障がい者施設では、おむつは廃棄物として施設が処理をしている

区立保育園では、ゼロ歳児のおむつは、保育園で紙おむつを用意し、使用済みのものは園で廃棄。一歳児以上の園児のおむつは、原則保護者が用意し、使用済みのものは保護者が持ち帰り。

・私立保育園についても、区立保育園と同等の水準を確保するため、ゼロ歳児のおむつを保育園で提供し、廃棄処理する場合にかかる費用に相当する金額を補助。

・おむつの持ち帰りに関しては、一部の保護者から「現在の生活感覚になじまないのではないか」と、区に意見が寄せられることがある。

ゼロ歳児のおむつの取り扱いは、かつて区で布おむつを事業者から借り、使用済みおむつは事業者に返却をしていた。おむつの園での処理、持ち帰りの対応は布おむつ時代の名残のよう。

一歳児以上の園児のおむつを保育園で廃棄処理することにした場合、区立保育園で、800万円/年程度の経費がかかる見込み。

・区は、そのべ議員の質問に対し、一歳児以上のおむつについて廃棄処理できる方策について検討を進めることを約束。

前述の東京新聞のように、ここへ来て区長自ら、メディアの前でパフォーマンスをしながら「処理は前向きに検討中」と言っているわけですから、是非、これまでの議会からの指摘、今回の保護者からの要望を真摯に受け止め、一刻も早く「おむつは保育園で処理」を実現してほしい!

 baby_moro_hansya

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