都議会の主要会派による「都議会のあり方検討会」。議員報酬や政務活動費、費用弁償について議論するようです。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
これまで、ブログでも書いてきました。
「東京都議会は、非常に遅れた議会だ」と。
世界に冠たる東京の議会ですから、本来、日本で一番先進的であってしかるべきだと思いますが、さにあらず。改めるべき悪しき因習(?)がたくさん残っています。
・政務活動費の使途が公開されない(領収書のネット公開をするべき!)
・「費用弁償」。議会一日出席ごと、議員報酬とは別に1万円(23区以外は1万2千円!)
・議員に運転手付き公用車が用意されている(必要ないでしょ・・・)
例えばですが、こんなものが挙げられます。
都議たちも、広く都民が知ってしまったら批判を受けるだろうことはわかっていると思うんですけどね。「わかっちゃいるけどやめられない」とばかりに、これまで自ら改めようという機運は全く感じられませんでした。
ところが、これも「小池旋風」の効果でしょうか。
都知事が自ら自身の報酬を半分にしたのは大きなプレッシャーとなったんでしょう。
都議会の主要会派の代表が話し合う「都議会のあり方検討会」で、議員報酬や政務活動費、費用弁償について議論がスタートするようです。期間は、来夏の都議選前まで(任期満了まで)。
参考:産経ニュース
さて、どんな議論が行われ、どんな結論が出るのか。
都議会に大きな注目が集まる今「議論したふり」はもう、通用しませんね。
ここは、大会派の代表者で話し合うのではなく、小さな会派も含めてしっかり都議会としてのコンセンサス作りを行うべきでは。そして、その議論の過程も公開し、どの会派(議員)がどういう理由で改革に積極的なのか。又、どの会派(議員)がどういう理由で消極的なのか。これもしっかり都民にオープンにするべきではないでしょうか。
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