もしも新学期に子どもが登校を渋っても責めないことが大切。同様に宿題ができていなくても責めない。夏休み明けは、子ども達が不調を訴えやすい時期です。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
いよいよ8月もあと1週間。あっという間に夏が終わってしまいますね。
夏の終わりは、なにか寂しくて心にどこか穴が空いたような気持ちになります。楽しかった夏休みが終わってしまう子ども達にとっては尚更じゃないかな。
依然として続くコロナ禍で、伸び伸びとした心持ちにはなりきれなかったかもしれませんが、それでも夏休み。多くの子ども達、若者達がいつもと違う体験を経て「ひと夏の成長」を果たしたことと思います。知らず知らずであっても。
さて、来週からは新学期。
もしかしたら、学校に通いたくないという子ども達もいるかもしれません。新学期や進級の時期はストレスを感じる子どもが多いと言われています。
こちらはNHKニュース。夏休みが明ける2学期は、子ども達が心やからだの不調を訴えやすい時期だと報じています。
夏休み明け、新学期の異変!
「学校に行きたくない」と子どもが言った時、周りの大人はどのように声をかけたら良いのでしょうか?。
子どもたちの不安やモヤモヤを軽くする声かけのしかた、考えてみませんか。https://t.co/pCm2FDBfq3— NHKニュース (@nhk_news) August 25, 2022
上記のニュースでも取り上げられていますが、もしも新学期に子どもが登校を渋ったとしても責めないことが大切。責めて無理やり登校させても、子どもにとって良いことなど何一つありません。
同じように宿題ができてなくても責めない。新学期が始まってからであっても課題をどうこなすか。その話し合いの方がよっぽど教育的に意味があるのですから。
もしも子どもが学校に行きたくないと言ったら、保護者の皆さんは心配ですよね。それも当然のお気持ちです。世田谷区には、同じ「不登校」の悩みを持つ保護者の皆さんがざっくばらんに話ができる場も用意されています。以下関連ブログ。
【”不登校”や”登校しぶり”のお子さんがいる家族の方々が、お互いに不安や悩みを語り合ったり、経験者から体験談を聞いたりする会です】(2021.07.22 桃野ブログ)
”不登校”や”登校しぶり”のお子さんがいる家族の方々が、お互いに不安や悩みを語り合ったり、経験者から体験談を聞いたりする会です。
こちらは世田谷区のサイトより。
是非、ご活用ください。
そして、子ども達が相談できる相談窓口もあります。以下は関連ブログ。
【文科省TALKの原則。Askは「死にたい」という気持ちについて率直に尋ねる。徹底的に聴き役にまわるなら自殺について話すことは危険でなく予防の第一歩】(2021.08.22 桃野ブログ)
文科省TALKの原則。Askは「死にたい」という気持ちについて率直に尋ねる。徹底的に聴き役にまわるなら自殺について話すことは危険でなく予防の第一歩。
■不登校相談窓口(不登校で悩む小・中学生や保護者の方が気軽に相談できる窓口です)
電話:03-3429-0411 / ファックス:03-3429-0520
受付時間:月~金曜日の午前 9 時から午後 5 時(祝日、年末年始を除く)
以下、世田谷区のサイトも参照ください。
【不登校の相談先と支援のご案内】(世田谷区のサイト、令和4年5月23日最終更新)
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