議会で取り上げてきた、学校給食に関する問題。「7ヶ月間、家からお弁当持参」ということになりそうです。。。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
本日は、区側からのレク(レクチャー:議員が行政側から色々説明を受けることをレクと言います)。
「平成28年度補正予算について」などで、13時からスタートして19時終了。
議員に対しては、節目節目でこう言う長時間のレクがあるのですが、これがなかなか疲れます。。。一方的に説明を聞いているだけではなく、こちらも色々と質問をしたり、意見を言ったりもするので。
しかし、もちろん疲れはすれどもこれは貴重な時間。区の幹部職員が入れ替わり立ち替わり、施策について説明し、こちらの質問にもその場で答えてくれるわけですから。
さて、今日のレクの中にあった中から一件。
【太子堂調理場の大規模改修工事等の実施について】
これ、以前議会で取り上げてきたテーマなんですが、ここへ来て進捗。
桃野の懸念どおり「やっぱり・・・」という感じではあるのですが。
【過去ブログはこちら】
ざっと、説明しますと、世田谷区の小中学校給食の多くは各学校(自校方式や親子方式)で調理され、子ども達に提供されているのですが、学校に調理場が無いなど、そこに当てはまらない7校だけは「太子堂調理場」という、いわゆる給食センターで調理されたものが提供されています。
この太子堂調理が老朽化しているので、上記7校は計画的に施設整備を行い、自校方式や親子方式に移行しないといけないのですが、それが様々な問題があって滞っているというのはここまでの話。
今日のレクでは、まあ想像していた(指摘していた)ことですが、一部の学校で「給食が提供できないので家庭から弁当持ってきてください」となる見込みです。
■対象校
太子堂中学校
駒沢中学校
緑丘中学校
駒留中学校
千歳中学校
(松沢中と八幡中の2校はこのタイミングで親子調理方式に移行)
■対象期間
平成31年9月〜平成32年3月
7ヶ月間、毎日お弁当を作るというのは、これまで給食の提供を受けていた家庭には、結構な負担になりますよね。保護者の方々からは様々な意見が寄せられそう。
それに、例えば生活保護世帯であった場合、給食費は自己負担なし(区が負担)で良いのですが、お弁当となるとその枠組みで補助を受けることができず、家計に新たな負担が発生してしまいます。
今日のレクでは、生活保護世帯など新たな負担をどう軽減していくか、しっかり検討を進めてもらえるよう桃野から要望もしております。子ども達の給食を守っていかなければ。引き続きこの問題は注視していかなければなりません。
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