世田谷区の、区民サービスが次々と「値上げ」です!
世田谷区議会本会議。
本日は、議案の採決が行われました。
多くの議案が採決されましたが、特に区民の皆さんに注目頂きたかったのは、様々な「新たな区民負担」の導入です。
・学童クラブの有料化
・保育料の値上げ
・地区会館利用料(集会室、ホールなど)の値上げ
・地域体育館、地区体育室利用料の値上げ
・大蔵第二運動場利用料の値上げ
・千歳温水プール利用料の値上げ
・総合運動場利用料(トレーニングルーム、野球場、サッカー場など)の値上げ
などなど。
区民にとっては、値上げ、値上げのオンパレードです。
私は値上げ自体を全面的に否定するつもりはありません。
しかし今回の値上げはどうもおかしい。
例えば値上げ分を原資として、学童クラブで働く方の待遇が良くなるわけでも、保育園の保育の質が上がるわけでもありません。
もちろん各施設がリニューアルするわけでもありません。
私も含め、我々「みんなの党・世田谷行革110番」はこれらの議案に反対しました。
これまで数々追及してきましたが、区の仕事には様々な「税金のムダ使い」があります。
外郭団体との随意契約の問題、一般職員用に配備されている8台もの運転手付の公用車、天下り会社への不可解なお金の流れなどなど。
新たに区民負担を強いる前に、先ずは自らが「オイシイ思いをしている」ことを改めるべきです。
そして区職員の人件費の問題。
国家公務員が給与を平均7.8%削る法案が国会で可決済ですが、世田谷区議会に提出された給与削減の議案は何と「0.19%」の削減です!
1.9%じゃないですよ。0.19%です。
額にすると、区職員の削減は、月平均でマイナス783円だけ。
区長の削減は、109万円/月からマイナス2,000円だけ。
先ほど記した「値上げ」で生まれるお金は年間5億円弱と見込まれていますが、区の人件費の総額は年間535億円。
仮に人件費を1%削れば数々の「値上げ」も全部吹っ飛ばせます。
自分たちの身は切らず、そしてオイシイ思いは手放せず。
一方で区民には新たな負担を次々と強いる。
我々は、この少額の給与削減にも反対しました。
せめて国家公務員並みに削減してしかるべきでしょう。
世田谷区長が、今の区長に変わった途端に次々に行われる区民負担の増大。
そして区長は、私が議会で数々指摘した「ムダ」を改めるつもり一切なし。
区民の皆さんには、こういう区政の矛盾にしっかりと注目し、声を上げてもらいたいと思います。
10月1日から、子どものヘルメット着用が保護者の義務に。頭部受傷は時に命を左右します。 人の批判が大大大好き。「公務欠席ポンコツ議員」等と、品の無い言葉で他の議員を叩きに叩いている議員の本性は・・・。 明日は、桃野一般質問。DV被害者への区の対応、そして公益通報者への区の対応がひどい。そんな問題を取り上げます。 コロナ禍で子ども達の楽しみも制約されがち。そんな中ですので家族で身近な自然に目を向け生き物探しを楽しむのはいかがでしょう。夏休みの自由研究にも。 今年3月の予算特別委員会で施策提言していました。「世田谷区の収納事務における電子マネー導入」先ずは9月からLINE PayとPayPayでスタートです。
コメントを残す