凶悪事件が発生。犯人が刃物を持って逃走中でも、近くの小学校では子どもたちが何も知らず通学路を歩いて下校という現実
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
凶悪事件から子ども達を守るために。
桃野は、「凶悪事件発生時における他自治体や警察との連携」について、平成26年9月世田谷区議会一般質問で取り上げるなど、様々な場面で子ども達を守る政策について議会で提案をしてきました。
そんな取り組みが一歩前進です。
本日、世田谷区は、調布市、狛江市、川崎市の4者間で「重大な犯罪事件に係る相互情報提供等に関する協定」を締結しました。本協定を締結することで、隣接自治体間で重大な犯罪事件等の情報共有が速やかになされ、区民へも適切に情報が提供されること等が期待できます。
■世田谷区のサイトを参照ください【「重大な犯罪事件に係る相互情報提供等に関する協定」の締結について】
ちょうど2年前になります。
桃野が議会で取り上げたのは狛江市の強盗事件。
平成26年9月4日、狛江市で強盗未遂があり、犯人は刃物のようなものを持って逃走、狛江市の小学校では集団下校などの対応がとられました。一方、事件現場からわずか二キロ先の世田谷区立喜多見中学、三キロ先の世田谷区立砧小学校や明正小学校では、保護者への注意喚起すら行われていませんでした。
子ども達の安全を鑑みれば、当然、他自治体の事件であっても速やかに注意喚起されるべき事例であったはずです。当時、桃野は、今後類似の事件が起きた場合の対応など取り上げ、区の安全対策を促しました。
当時の区の教育政策部長は「近隣区市教育委員会との情報共有や連携について、さらに共通理解を図るとともに、区立学校への適切な発信を行うとともに、保護者等への注意喚起を行うよう働きかけてまいります」「警察等との情報連携につきましては、緊急の際には保護者への適切な情報提供や注意喚起等を行えるよう、適宜情報提供を受けることにつきまして、さまざまな場面を通じまして、警察に働きかけてまいります」などの答弁をしています。
「安全」に関することであっても、行政区の壁が邪魔になっているという悪しき例が、少しでも解消に向かえば。
桃野のテーマの一つ「子どもの安全を守る」。
一歩前進です。
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