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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2012-10-22

パラリンピック選手、天摩由貴さんのお話し

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昨日は午後から夕刻にかけて「世田谷ゆかりのロンドンオリンピック・パラリンピック出場選手を称えよう!」というイベントに参加しておりました。
第1部はステージイベント。
ステージ上に、世田谷区内在住や、区内で活動されている選手が一堂に。
ボクシング銅メダルの清水聡さん、レスリング銅メダルの松本隆太郎さん、パラリンピックで陸上100m、200mに出場された天摩由貴選手はじめ、多くの選手が、大きな声援や拍手で迎えられました。
日本体育大学チアリーダー部「VORTEX」の演技によるオープンニングセレモニーのあと、選手紹介へ。
堂々とした語り口でオリンピックを振り返る選手や、メダル獲得の喜びをユーモアあふれる表現で語り会場を笑いでいっぱいにしてくれる選手も。
皆さん、場馴れしていらっしゃいます!
たくさんの区民の皆さんにもご参加いただき、楽しいイベントになりました。
その後は懇親会へ。
私は、トップアスリートの皆さんと胸襟を開いて「スポーツ振興」についてお話をさせていただきました。
視覚障がいをお持ちの中、陸上競技に励み、100m、200mの2種目に出場された天摩由貴選手とは、世田谷246ハーフマラソンへの視覚障がい者の参加について意見交換をさせていただきました。
天摩選手がおっしゃっていた事から感じたのは、視覚障がいの方が参加することについては、行政が考えるほど大きな課題は無いということ。
(世田谷区は、私が提言した「障がい者の参加」にはあまり前向きな姿勢は示していません)
視覚障がいがあっても、伴走者がいれば、ほとんど晴眼者と同じようにマラソンに参加いただけるという印象を持ちました。
さらに伴走者についても「パラリンピックのようなトップクラスとなると不足しているとは思いますが、市民マラソンのレベルであれば、開催不能なほど不足しているということは無いのでは」とのご意見でした。
市民ランナーの増加、東日本大震災以降のボランティア意識の高まりなどを考えても、伴走者を育てることにも合わせて力を入れれば、来年からでも視覚障がいのある選手の参加を実現できると感じました。
机上の知識だけでなく、陸上競技に取り組んでいらっしゃる選手ご本人に意見をうかがえたのは貴重な機会でした。
「スポーツの世田谷」のさらなる発展に向けて引き続き行政に働きかけてまいります。

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