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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2014-07-29

”海で流された時に生きのびる方法”。海遊び等を控えたお子さんには是非、お伝え下さい

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子ども達は夏休み。
そして天候はまさに夏。連日の夏日、真夏日です。
そうなると心配なのは「水の事故」。
この季節は海や川、湖などでの事故が増える季節です。
昨日も(当事者は子どもでは無く29歳の男性ですが)、水の事故がありました。
27日正午ごろ、静岡県伊東市の海岸から泳ぎに出た男性が行方不明に。
約22時間後の28日午前に約40km離れた海岸で救助されました。
この男性、仲間4人と800m沖にある離島まで泳いで渡ろうとしましたが、途中、足がつるなどして仲間とはぐれてしまったそうです。
新聞記事によると、この男性は「クロールで25m泳げる程度」の力量らしく、非常に危険な行為によって遭難してしまったと言えます。
自然の中での遊びでは、危険を100%排除などできません。
自然の脅威から身を守るすべを知り、実践できる能力を身につける事も、自然の中の遊びに含まれます。
これを忘れてはいけません。
この男性、奇跡的に助かった事は喜ぶべき事ですが、何卒命を大切に、これからの人生を過ごして頂きたいものです。
さて、この男性が生還したその大きな理由は「ういてまて」だったようです。
以前、桃野もブログで紹介しました。
この男性の奇跡の生還は、以下の理由が大きかったようです。

男性は「浮いていることだけを考えていた」と話している。
海であおむけに浮かび続けて体力の消耗を防いだ。
浮かぶことに専念し、手足を広げた背浮きの状態で救助を待った。

海流が岸に向かって流れていて、沖に流される事がなかった。
西からの風が北東の風に変わり、伊豆半島に波が寄せるようになった。
気温も早朝まで25℃を下回らなかった。

日よけ用のラッシュガード、フィン、シュノーケル、マスクを着用していて体温が温存されやすく、呼吸も確保されやすかった。
今回の奇跡の生還。
自然が味方をしたこともありますが、やはり「ういてまて」が功を奏したようです。
海遊び等を控えたお子さんがいらっしゃれば是非、お伝え下さい
■以下は7/29読売新聞より
スキャン 2014-07-25 16_42-page5

 
 

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