リーダーシップの本質は何か。それがわかればきっと誰でも優れたリーダーになれる。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか。桃野は積読（つんどく）解消の強化に努める連休です。

今日はそんな本の中から面白かった本をご紹介。と言っても、実は私の弟の著書なんですが、、、

「なぜこんな人が上司なのか」（新潮新書）

組織で働く人の多くが上司との関係、上司への不満に悩んだ経験があるのではないでしょうか。

例えば朝の9時から夕方の5時まで仕事をしたとして、一日24時間のうちの8時間。加えて職場にいる時間以外でも仕事のことを考える時間もあるでしょう。土日や休日は差し引いたとしても、人生の多くの時間を仕事に費やしていると考えれば、上司に「恵まれる」か、そうでないかは日々の暮らしの充実度を左右する大変な問題とも言えるわけです。

そう考えれば、世の中に優れたリーダーが増えれば「上司問題」に悩む人が減り、幸せな人が増えますね。

誰かの上司である人も、これから上司と呼ばれる立場になるだろう人も、一度読んでみると良い本だと思います。本の題名や帯はアイキャッチのためでしょう、ちょっとどぎついと感じる表現ではありますが、本の中身はむしろ、優れたリーダーの逸話が満載で、なるほどリーダーシップとはこういうことかと考えさせられます。

そして、本書の中で取り上げられている優れたリーダーは、歴史上の人物や誰もが知っているあの人、ばかりではありません。著者がこれまで出会ってきたいわゆる”普通の人”が垣間見せる優れたリーダーシップについての逸話も多く出てきます。

ネタバレするので多くは書きませんが、小学校4年生、マンガクラブの部長”竹野君”が胴上げされた話は良かった。

リーダーシップの本質は何か。それがわかればきっと誰でも優れたリーダーになれる。そんな気がします。

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