野菜の放射性物質を減らす
巷では、東北地方が産地の野菜が敬遠されているようです。
私も小さな子を持つ親ですが、美味しそうであれば、むしろ家族ぐるみで東北の野菜、山菜など積極的に購入しています。
先日、世田谷公園で行われた環境フェスタでは、福島県本宮市、西会津町、白河市の方が出店されていましたので、野菜や山菜の他、葛、麩、ジャムなど購入いたしました。
どれもこれも家族で美味しく頂きました。
東北と言っても広いですし、福島第一原発から数百キロ離れたところもざらにあります。
産地の表示は都道府県ごとになってしまいますので、〇〇産という情報から、細かい位置を特定するのは困難です。
であれば、公が、出荷の段階できちっと、産物の安全を担保し、誰もが安心して食べられるものだけを市場に出してほしい。
一消費者としての私の、絶対的な要望です。
そのためには、意見の異なる専門家の意見を広く集約した基準をクリアーすること、またキメの細かい検査で消費者の信頼を得ることが不可欠だと考えます。
この状況下、安心の為のコストであれば、大半の消費者は受け入れる気持ちではないでしょうか。
そんなことを大前提としてですが、本日6月9日の読売新聞の記事は、東北の食品に不安を感じる方の参考になるかもしれません。
以下要約です。
調理や加工でも放射性物質は減らせます。
放射線医学総合研究所研究基盤センター長の内田滋夫は「洗う、皮をむく、ゆでて汁を捨てる」の3つである程度の低減が見込めます」と言っています。
特に表面汚染の野菜類については、水洗いによってセシウム、ストロンチウムの大幅な低減が見込めます。
簡単なひと手間で安心につながるのであればおすすめです。
コメント2件
お子様が汚染された野菜を食べ可哀想です。
子供は選択できませんから。
外部被爆より内部被爆が体に対する影響は膨大です。
汚染された野菜は政府が買い取り、
土壌の汚染が表面でおさまっているうちに
いち早く取り除き、土壌を整備して数値を検証した上で、再度安心して農業ができる環境を作ってあげる事が、政府の役目ではないでしょうか?
安心して消費者が以後も購入できる方法ではないでしょうか?
もう少し放射線について勉強していただきたいです。
福島で飛んだ放射性物質が野菜についたものは洗えば落ちますが、農薬と同じで無色無臭なので良く洗うことは必要ですが、これは4月末ぐらいまでの話と思います。植物が根から吸収して取り込んだ部分は洗って落ちません。今後は洗っても内部の放射性物質、セシウムは食べてしまいます。福島はセシウムが大量にでているので今後も問題になり、セシウムは体全体に分布して内部被爆をはじめます。