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2012-03-19

義務教育を終え、自ら学びの道を選んだ君たちへ

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本日、世田谷区立砧中学校の卒業式にお邪魔させていただきました。
私にとって、卒業式は十数年前、自分の大学卒業以来です。
こちらも身の引き締まる思い。
そして、卒業式を迎える生徒たちの心持ちを感じながらの朝でした。
砧中学校第64回卒業式。
203名の生徒たちが卒業していきます。
やんちゃ坊主も優等生も、3年間の思い出をかみしめ、それぞれの希望を胸に巣立っていったのだと思います。
生徒たちの思いがこちらにも伝わってくる素敵な、卒業式でした。
式は一貫してぴりっと締まった雰囲気だったのですが、生徒たちの頬が緩み、「うわ」と感嘆の声が漏れ、みんなの心がゆるんだ時間がありました。
それは届いた何通かの祝辞が読み上げられた時です。
区長からの祝辞でも、区議会議員からの祝辞でもありません。
それは、この中学校から、異動や退職で転出した先生からの祝辞でした。
砧中学校に初めてやってきて、来賓席に座っている私には細かい事情はわかりません。
でも、読み上げられた何通かの祝辞は、きっと卒業生と学校生活をともにし、生徒の人生に何らかの影響を与えた先生からのものだろうと想像がつきました。
祝辞の文面と、読み上げられた時の生徒たちの顔から。
人生の幸せの一つに、よき師を得ることがあります。
一つの出会いが、自分を変え、飛躍に導くきっかけを与えてくれることがあります。
そしてその出会いを引き寄せるのも、自らの努力です。
義務教育を終え、自ら学びの道を選んだ君たち。
よき師に恵まれ、未来の輝く希望へと成長されんことを。
卒業おめでとうございます。
そして
人生は15歳で想像したよりも手強いぞ。がんばれ!

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