善意であるがゆえ「急遽、思い立って」という方もいるかも。でもちょっと待って!実は周到な準備が必要です。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
熊本地震。
4月14日の最初の地震から1週間が経ちます。
熊本へ、全国から、そして世界から多くの善意が届き始めていることでしょう。
さかのぼること21年前の1995年。
阪神大震災をきっかけに、多くの方が災害ボランティアに参加したことから「ボランティア元年」と言われます。
その後、2007年の中越沖地震や2011年の東日本大震災にも全国からボランティアが集まりました。
桃野が南相馬でのボランティア活動で出会った方は、中越沖地震で被災した方で、その時の恩返しでボランティア活動をしているということでした。
小さくてもいい。
少しでも多くの方の善意が、繋がりますように。
善意であるがゆえに、思い立って、急遽ボランティアに駆けつけようとされる方もいらっしゃるかもしれません。
でも本来は、被災地に負担をかけないよう、周到な準備が必要なのが災害ボランティアです。
基本的なこととして先ず、やみくもに被災地に向かっても「活動できかどうかわからない」ということを理解しなくていけません。(どこでどんな活動が必要とされているかを把握しなければ動けない)
被災地の市区町村に設置される「災害ボランティアセンター」等で情報を入手してから現地に向かいましょう。
そして、水や食料などをなるべく被災地で調達しないよう、準備する。
当然、災害直後は被災地の生活物資は不足しています。
宿泊も自分で手配が原則。
現地でのケガなどに備えて、ボランティア保険にも加入しておきましょう。
そして大切なこと。
被災地の市役所や役場、災害ボランティアセンターには、安易に電話やメールでの問い合わせなどはしないように。ボランティアへの対応で多忙になるようでは本末転倒です。
詳しくは「熊本県社会福祉協議会ボランティア情報」のサイトも参照ください。
具体的なボランティア募集については、こちらの熊本県のサイトが参考になります。
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