【「うるさい!声を出すな!」のクレームで、園庭遊びにマスクを着用させられる子ども達】という話
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
世田谷区議会は、現在「予算特別委員会」を開催中!
ここまでの議論の中で、区長が議員からの質問に「ハッキリ答えない」ことをキツく指摘される場面も。
政治家は言葉で生き、生かされるもの。
現区長(保坂のぶと氏)は、元社民党の衆議院議員で、衆院選落選の後、区長選に出馬、区長になった人。
そう彼は「政治家」です。言葉を大事にしなければならないのは当然のこと。
ところが・・・
”誠実に議会と向き合わない”
そんな区長の姿勢を諫める意図だったと思います。
昨日、我々の会派の大庭正明議員が、具体的な例を取り上げながら質問しました。
先ずは以下、保坂区長のツイート。
(2012年8月25日)
このツイートは大変センセーショナルな内容ですよね。。。。
これは「苦情が多くて保育園がつくれない」という文脈でつぶやかれたもの。
「声が出ないよう、マスクを着用した子どもが、保育園の園庭を駆け回る」異様な光景が思い浮かびます。
このツイートに対する反響も大きく、様々なコメントが投じられます。
そのコメントに反応した区長のツイートも。
実際に、これをみたマスコミ関係者から取材希望があったそうです。
記者が「そんな現状があるのか!これは社会に投げかけるべき問題だ!」と考えたのでしょう、きっと。
ところが・・・
上記ツイートから2年以上たった2014年10月14日、保坂区長のブログ。
↓
この文中に、以下のような部分が・・・・。
【以下、区長のブログより】
【引用以上】
なんと「マスクをして遊ぶサイレントキッズ」のシーンは、彼の創作だったという。
いったい、彼の頭の中はどうなっているんでしょう。
ここで、先のツイートをもう一度。
「こうしたクレームへの過剰反応を見て〜」って、どう見ても実際に起きていることのように表現していますよね。
誰しもがそう思ったから、リツイートやコメントなどの大反響だったんだろうし。
「これはただの私の想像のシーンです」ということであれば反響を巻き起こしたでしょうか。
実際に、取材希望もあったわけで、そりゃ記者だって実際の話しだと捉えますよ。
平然と、こういう情報発信をして、その反響に又のっかる感覚。
待機児童問題を、自分のイメージアップに利用しているのではないかとすら勘ぐってしまいます。
そして議会で「こんな勘違いを誘発するような情報発信をしてはダメだ」という趣旨の指摘をされても、区長は「いちゃもん付けるな」的な反応をしていました。
保坂区長、言葉は巧みなんですよ。
区民の皆さんにに対しては。
でも実際には不実な言葉が多く、今回の予算委員会も議会が”沸騰”しています・・・
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