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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2012-04-04

小学校5年生の川場村移動教室を目前に除染。

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世田谷区立の小学生が5年生になると「移動教室」で訪れる群馬県川場村。
とても美しい山村です。
何度も議会で取り上げていますが、この川場村が福島第一原発の事故による放射能汚染を受けてしまいました。
国は川場村を「汚染状況重点調査地域」に指定しています。
世田谷区の小学校5年生が移動教室を行う各場所も、当然放射線量が高い。
なぜ、わざわざ子どもたちを「汚染状況重点調査地域」に連れて行き、宿泊させ、屋外でキャンプファイヤーなどさせなければいけないのか。
川場移動教室は中止、他の場所での実施も含めて対応策を検討するべき、川場村に対しては除染への協力をし、川場村の子どもたちを世田谷区に招待して課外活動をしてもらう、など川場への積極支援を行うべきと何度も議会で訴えてきました。
しかし、そのたびに区長からは「川場村は安全」「川場移動教室は継続」との答弁が繰り返されています。
そんな中、世田谷区は移動教室の活動場所になっている区民健康施設(なかのビレジ、ふじやまビレジ)などの除染作業を実施すると発表しました。
発表内容は以下です。 
・なかのビレジ駐車場
 表面の砂利及び下層のコンクリートを除去
 路盤整地、砕石敷きこみ、アスファルト舗装
 ・なかのビレジ食堂前広場
 表土の入れ替え、側溝洗浄
 ・キャンプファイヤー広場
 表土の入れ替え
・野外炊事場周辺
 草地の剥ぎ取り、側溝洗浄
 ・農作業畑
 天地返し
・ふじやまビレジ野外炊事場周辺
 草地の剥ぎ取り、側溝洗浄
 ・釣り堀周辺
 草地の剥ぎ取り
 ・農作業畑
 天地返し
工期は4月末をめど、経費は2000万円~2500万円の見込み。
世田谷区は、除染をして移動教室は継続との前提で動いています。
なぜ除染が必要なところへわざわざ子どもたちを行かせる必要があるのでしょうか。
我々の会派一同、引き続き川場移動教室は中止、積極的な川場村支援を行うよう、訴えていきます。

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