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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2015-12-07

車椅子バスケット。一度やってみたい。難しそうだけど楽しそうです!

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昨日のブログでは、日本体育大学の学食にあるメニュー「メガ唐揚げ丼」の話など書いてしまいましたが、日体大には決して大食いの為に行ったのではありません。本来の行き先は同大学を会場に行なわれた「障がい者スポーツフォーラム2015」(主催:毎日新聞)。
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桃野はこれまでも議会で、障がい者スポーツ普及、啓発について何度も取り上げてきました。
世田谷246ハーフマラソンの会場でイベント「視覚障がい者と伴走者のランニング教室」が実施されるようになるなど、少しずつではありますが行政(世田谷区)も動いています。
心身を鍛える。
仲間を思う気持ち。感謝の気持ち。
勝つ為の創意工夫。
そして楽しむこと、感動する事。
週末、仲間と集まって楽しむ野球やサッカーも広義ではもちろんスポーツです。
言うまでもありませんが、スポーツは人にとって、社会にとって大きな可能性を持っています。
「スポーツを通じて、戦争が止まる事だってあるんじゃない」とすら思う。
だからスポーツは、誰にも開かれたユニバーサルなものであるべき。
フォーラム一部のパネルディスカッションでは、毎日新聞社五輪・パラリンピック対策室委員の山口一朗さんが「障がい者スポーツの報道が、社会部の領域ではなく、運動部の領域なんだと考えて取り組んで来た。長野五輪(1998年)から随分進んで来た」旨、おっしゃっていました。
障がいのある方がスポーツに親しむ、取り組むことが当たり前の事になり、その延長上にオリンピックとともにパラリンピックがある。
研ぎすまされたものを目にしたものが感動し、それを”単なる一つのスポーツ”として社会が扱う。
それも又、障がいのある方にとってのユニバーサルの一つでしょう。
世田谷区政から見れば、先ずはバリアフリー。
物心両面のバリアをなくしていく活動をすすめること。
そして場づくり。
ディスカッションで車椅子バスケットボール日本代表(リオ五輪出場決定済み)の豊島英選手がこうおっしゃっていました。
「車いすバスケットボールを始めたきっかけは(中学生の時に)養護学校の先生にすすめられて。大人のチームへのいきなりの参加で練習についていくのも大変だった」
豊島選手は、学校の先生にすすめられて。
その他にも「近所の体育館で目にして」「友達でやっている人間がいた」「テレビでみて感動したから」などなど。
色々なきっかけが、社会の中で産まれるように。
そして「やりたかったけど大人のチームしかなかったので諦めた」という子ども達が1人でも少なくなるように。
今となっては随分昔になってしまいましたが、桃野も「デフラグビー」チーム(聴覚障がいのある選手達によるラグビー、協会サイトはこちら)とラグビーをやったことがあります。
レフリーの笛の音が聞こえない選手達とのラグビー。
それもまたスポーツの大切な部分に気づかせてくれる体験でした。
全ての人にスポーツの機会を。
引き続き取り組んで参ります。
昨日のフォーラムも良い学びの場でした。

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