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2015-12-01

(続編)「世田谷区の学校給食が仕出し弁当に!?」そんなことが起きてしまうかもしれません

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「世田谷区の学校給食が仕出し弁当に!?」
そんなことが起きてしまうかもしれない。
先日のブログに続きご報告です。
世田谷区内7校と改築中の学校(毎年数校)の給食を提供している太子堂調理場。
その太子堂調理場は築40年と著しい老朽化が進んでおり何らかの方策が急務です。
当初区は、太子堂調理場は廃止、民間給食施設を活用しての給食提供を行なう準備を進めていました。
ところがその計画は3年の年月を経て頓挫。
この頓挫の原因は、はっきり言って「区の見込み違い」と言って良いでしょう。
区は色々な理由を挙げていますが、根本的にはアテにしていた民間事業者がNGだったということ。
では今後太子堂調理場でつくられている学校給食はどうなってしまうのか。
今回質疑の中で明らかにしていったのですが、民間委託以外の色々な方策も現時点では八方塞がり(先のブログ参照)。
区は”とりあえず”太子堂に大規模改修を行い、15年〜20年程の延命措置を施すことにしました。
しかし区はそもそも「多額の大規模改修費用が見込まれる」という理由で、「大規模改修」の選択肢を落とし、「民間委託」という選択をしてきたのです。
では区は「とりあえず大規模改修」というが、改修の時期・予算はいくらぐらいを見込んでいるのか。
この質問に区は「来年度には時期・予算を精査していきたい」旨を答弁しています。
つまり概算の予算すら不明のまま「大規模改修」という選択肢を取らざるを得なかった。
そういう状況。
そして、これまた区がこれまで自ら答弁して来たように、調理場改修工事の間、給食は提供できません。
普通に考えれば、給食提供の無い夏休み等の間に改修工事を終えてしまうのが一番ですが、そのぐらいの日数で改修工事は終わるのか。終わらない場合、給食はどのように提供するのか。
この質問に区は「長期休業の期間中に終わらない可能性がある」「どのような対応がとれるのかあらゆる手法について検討する」と答えています。
つまり目途がなっていない・・・
加えて、15年〜20年後の話。
今回、大規模改修で延命措置を行なうとしても、今後も民間委託が困難であれば、太子堂調理場は15年後、20年後に同じ問題に直面する事になります。
本来、この延命措置で稼いだ時間をつかって、根本的な問題解決が行なわれなければなりません。
それは、それまでに給食室の無い中学校7校について計画的に給食室を整備して行くという事。
桃野は今回「計画的な整備」を求めましたが、区の答弁は「可能な限り自校調理方式に転換する」というもの。
役所言葉で「可能な限り」というのは「できるかどうかわからないよ」という意味。
確とした意思を全く感じない答弁です。
(15年〜20年後は答弁している役人も定年退職後だからという事は無いでしょうが)
改築校の給食もしかり。
太子堂調理場無き後、改築中の給食を提供する施設を何らかの方法で整備する必要がありますが、ここも先行きはかなり不透明。
今回、質問時間ギリギリ最後には「子ども達に仕出し弁当を食べさせるようなことには、絶対にならないと約束して欲しい」と迫りましたが、これも正面から向き合った答弁はしてもらえませんでした。
今回、区の見込み違いで大幅な修正を迫られた太子堂調理場問題。
大規模改修で「とりあえず乗り切る」ということであれば、問題の先送りではなく、新たに産まれた時間を使って、各学校に計画的に給食室を整備する取り組みが必要です。
子ども達には、できたての美味しい給食を食べさせてあげたい。
引き続き区に働きかけて参ります。
質問の様子は世田谷区議会のサイトより動画でご覧頂けます。
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