2015-08-05
噴火速報、運用はじまる
これまで「災害対策」については議会で何度も取り上げてきました。
首都直下地震をはじめ、さまざまな災害を想定し区民の暮らしを守る。
桃野の大切な政策の一つです。
あの東日本大震災(2011年3月11日)以降、日本では大きな地震が起きたり、火山活動が活発になったりという時期に入ったと言われています。戦後最悪の火山災害になってしまった御嶽山の噴火、未だ全島避難が続いている口永良部島、新岳の噴火はまだ記憶に新しいところでしょう。
火山対策の中では、特に桃野は、富士山の噴火降灰対策について政策提言を行なってきました。
富士山は「火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山」として、気象庁が24時間体制で常時観測・監視してる山(全国で47ある)の一つです。
そして、富士山が噴火した場合、世田谷区を含む南関東一帯に大量の火山灰が降り積もり、交通、水道、電気などの社会インフラに大きなダメージを与える事が危惧されています。
そんな背景もあってのことでしょう。
今般、気象庁が47ある”常時観測火山”を対象に噴火速報の運用を始めました。
噴火速報は、噴火から5分以内に、いつ、どの山で噴火が発生したか、テレビやラジオ、スマホなどを通じて情報提供を行うもの。
登山者の他、47火山周辺で噴火の影響を受ける地域の方々にも、噴火の事実をいち早く知ることは、その後の対策に備え、とても有用な情報では無いでしょうか。
前述しましたが、世田谷区に住む我々に取っては富士山の噴火による降灰対策が大きな課題です。
桃野も噴火速報をスマホで受け取れるようにしておきたいと思います。
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47火山はこちら(気象庁のサイト)
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噴火速報について(気象庁のサイト)
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