世田谷区長の年収は約2,100万円。そして今回の区長給与の引き上げは約50万円/年のアップ
本日は世田谷区議会本会議2日目。
我々の会派「世田谷行革110番」は田中優子議員が代表質問を行ないました。
(私桃野よしふみの一般質問は明日27日です。ご注目下さい!)
代表質問では、今回議案になっている”区長の給与を上げる”条例、”世田谷区の職員の給与を上げる”条例についても取り上げました。
現在の世田谷区長としての給与は年収にして約2,100万円。
そして、今回の区長給与の引き上げは年、49万4,000円と、約50万円のアップです。
一応、報酬審議会という第三者機関の答申を受けてのことですが、だからといってこれを認めていいものなのか。
世田谷区の財政状況は決して楽観できるものではありません。
さらには、世田谷区は今後、区役所本庁舎の改築という大きな施設投資を控えています。
そして日本の経済をみると、GDP速報値が2期連続でマイナスを記録する等、景気は悪いのです。
世田谷区の長として、自ら範を垂れるべきではないのか。
そして、世田谷区の職員給与の引き上げについて。
今回の引き上げで区の支出は約6億円の増です。
給与の引き上げについては、23区の人事委員会で民間比較に基づいて算出された結果ということですが、この民間との比較については客観性が担保されているのかどうかと、これまでも会派で取り上げて来ました。
民間比較といっても、当たり前ですが倒産した会社は含まれていない。
そして勝ち組の会社だけをサンプルにとって比較しているということではないか。
給与を一切上げるなと申し上げるつもりは毛頭ありません。
今、世田谷区長の給与、区職員の給与を上げるタイミングではないだろうというのが、我が会派の立場です。
さて、本会議での採決は12月4日。
採決の結果はどうなりますか。
※※12月4日追記※※
・世田谷区長等の給料等に関する条例の一部を改正する条例(=世田谷区長等の職員の給与を上げる条例)
・職員の給与に関する条例の一部を改正する条例(=世田谷区の職員の給与を上げる条例)
は、11月27日に中間議決で可決されました。
※我々の会派は反対しました
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