首都直下地震、あなたの地域で何が起こるか
今朝の新聞各紙は、国の有識者検討会が発表した「日本海の大規模地震で発生する津波想定」を大きく伝えています。
日本海の主要60断層を選定し、マグニチュード7.9〜6.8の地震を想定した津波では、北海道せたな町で最大津波高23.4m。
津波到達時間をみると、30cm超の津波が1分以内で到達するのが、奥尻町や山形県酒田市など6道県15市町村。
到達時間が、これまでの国の想定を大きく上回った地域もありました。
災害は「その時、何が起こるのか」住民がリアルに考え、危機感を持って準備する事が大切です。
例えば、首都直下地震。
あなたが集合住宅の高層階に住んでいたとします。
建物が被害を受け、エレベーターが使えない中、避難しなければいけない。
・家族にお年寄りがいる
・揺れで家具の下敷きになり脚をけがした
などで、高層階から地上まで自力で歩くのは困難だ。
その場合、どうしますか?
必要なのは担架ですが、町会や自治会?マンションの管理組合?地域の防災倉庫?担架がどこに保管されているかご存知でしょうか。
首尾よく担架が見つかったとして、その担架は階段の踊り場でうまく曲がる事ができる?
何人で担ぐ?誰が担ぐ?
こんなこともリアルに考えておかなければなりません。
例えば高層マンションの非常階段など、細い通路や階段でもスムースに通れるよう、手すりのない布担架というものがあり、一人で抱えられるようベルトが付属しているものや座位型のものもあります。
こういったものを地域で準備しておくというのも一つ。
参考→http://www.ozoneassocia.com/beruka/sb160a
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商品の宣伝ではありません。
災害時の心構えとして記載しました。
念のため。
9月1日は防災の日(※)です。
是非、地域の避難訓練などには積極的にご参加頂き、その地域でどういうものが必要かリアルに考えるきっかけにして頂きたいと思います。
※
防災の日(wikipediaより)
防災の日(ぼうさいのひ)は、日本の記念日である。
「政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する」こととし、毎年9月1日を中心として「防災思想の普及、功労者の表彰、防災訓練等これにふさわしい行事」が実施される。また、「防災の日」を含む1週間を防災週間として、様々な国民運動が行われる。
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