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2014-06-25

世田谷区長はどうやって解決するつもりなのか?それとも区民の責任と言っている?

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身近な行政に関する情報はどこから得ていますか?
世田谷区民意識調査2013を見ると「あなたは、区についての情報をどこから得ていますか」との質問には「区のおしらせ・せたがや」(※注釈:区の発行する区政広報誌)という答えが67%で断トツの第1位。
一方「区議会だより」(※注釈:区議会の発行する区政広報誌)という答えは16.9%の第7位です。
区長と区議会は2元代表制。
区長と区議会議員はそれぞれ直接選挙で選ばれ(国会のような議員内閣制とは異なります)、その健全な対峙により民主主義を実現していきます。
しかし、実情はどうでしょう。上記の数字をみても、情報発信という面では、圧倒的に区長サイドからの情報が浸透し、本当の区政の実態が伝わりづらいのではないでしょうか。
だからこそ、桃野は駅頭活動やタウンミーティングをコツコツと繰り返しています。
行政側との摩擦を恐れず、本当の区政課題、区民の皆さんにとって必要な政策は何かを区民の皆さんに伝え、実現していかなければと思います。
さて、本日(6/25)発行の区のおしらせ「せたがや」。
この「せたがや」に毎回区長は顔写真入りでコラムを執筆しています。
毎月、自分の主張を顔写真入りで多くの区民(区民全体の67%の情報源!)に伝えられるわけですから、その宣伝効果たるや絶大でしょう。
でも、いつもこのコラムを見て思うのが「ただの個人的な宣伝?顔見世?」と感じる内容が多いということ。
例えば今号のコラム。
区長が語っている「子どもの声は騒音扱いでいいのでしょうか」というテーマ要約すると(※全文は最後に掲載しておきます)以下の内容になります。
・世田谷区では保育施設の整備が追い付かない状況
・保育園事業者は近隣からの「子どもの声がうるさい」との声に苦慮している、という話をきいている
・次世代が元気に育つ基盤づくりは大人の責任
・地域と共存できるルール作りをしている保育園もある
・幼稚園や小中学校も同様の悩みを抱えており、子どもたちが元気に遊ぶことがままならない状況
・ドイツでは法改正で「子どもの声は騒音としない」という選択をした
・地域の皆さんが保育園や幼稚園を支えている例もある
・今後世田谷区がどのような方向を目指すべきか智恵を絞りたい
結局、何が言いたいのでしょう???
区長はこの問題にどう向かっていくというのでしょうか。
ドイツのように「子どもの声は騒音ではない」という方向を目指すのか。
それとも保育園に対して地域と共存できるルールづくりを徹底させたいのか。
何にもありません。
(しかも保育園の整備が進まないのは区民の苦情のせい、と言っているようにもとれる)
「ここでは単に問題を提起しただけ」と言うのかもしれませんが、単にかき回すだけなら問題提起などしない方がいい。
実際には、ほとんどの場合、保育園事業者と地域の皆さんは何度も会合を開き、お互いに様々な面で折り合いをつけて苦労を重ねながら開園にこぎつけています。
区長として(区長なのに?)抽象的で薄っぺらい情報を発信することは、関係者のそういった努力のプロセスに水を差しかねません。
■区のお知らせ「せたがや」平成26年6月25日号より
写真 (4)

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