東京都議会でセクハラ!?処分を求めるなら、タイムリミットは「3日間」です
昨日の東京都議会の「ヤジ」が大きく報道されています。
東京都議会議員(世田谷区選出)の塩村文夏氏が議会で”妊娠・出産期の女性に対する支援の必要性を訴えていたところ”男性議員から女性を貶めるようなヤジが飛んだとのこと。
実際はどうだったのだろう。
都議会のインターネット録画中継を確認しましたが、桃野には、該当のヤジを聞き取る事はできませんでした。
桃野がいくつか、テレビ番組のニュースで確認できたヤジは(音声がひろえているのは)「早く結婚した方がいいんじゃないか」という一言のみでしたが、本日(6/19)の新聞各紙では以下のように伝えています。
■朝日新聞
「自分が早く結婚すればいい」「産めないのか」。
18日の都議会で、妊娠、出産、不妊に悩む女性への支援の必要性を訴えた女性都議に対し、議場からこんなヤジが飛び、所属会派が抗議する騒ぎになった。ヤジは自民都議らが座る一角から上がっていた。
■読売新聞
塩村文夏都議が妊娠や出産の支援に関する質問をしていたところ、議場の男性議員から「早く結婚した方がいいんじゃないか」などとヤジが飛んだ。
塩村都議は議会終了後、報道陣に「言ってもらいたくないヤジだった」と話した。
■毎日新聞
塩村文夏議員が女性の妊娠・出産をめぐる都の支援体制について一般質問をしていた際に、男性の声で「早く結婚しろよ」「子どももいないのに」などのヤジが飛んだ。
同会派は議員席からだったとして「公の場でセクハラ発言を受けた」と反発。
発言議員を特定し、注意するよう議会運営委員会に申し入れる。
■東京新聞
18日の都議会定例会で塩村文夏議員(みんなの党)が一般質問のさなか涙声になる一幕があった。
妊娠・出産期の女性に対する支援の必要性に言及した際、議員席から「早く結婚した方がいいんじゃないか」「子どもを産めないのか」などの卑劣なヤジがあったのだという。
みんなの党は「発言は自民議員席から聞こえた」として所属議員が自民側に抗議に出向いた。
自民幹部は取材に「自民議員の発言らしいと言われたが、誰がどんな内容を言ったのか確認できていない」と話している。
(以上新聞記事からの抜粋・要約)
マスコミで報じられている発言が事実なら大きな問題でしょう。
選挙で選ばれた議員が「議会」という場で発言する内容とは到底思えません。
誰がどういう発言をしたのか。
議会全体で、この問題に誠意をもってあたるなら、明らかにするのは容易な事でしょう。
発言者本人、その周辺に座っていた議員は、当然、発言内容を承知しているはずです。
地方自治法第133条は以下を定めています。
普通地方公共団体の議会の会議又は委員会において、侮辱を受けた議員は、これを議会に訴えて処分を求めることができる。
ただし、この要求は侮辱を受けた日から起算して3日以内に提出しなければならないものとされています。
侮辱発言が昨日6月18日にあったとすれば、明日6月20日までに提出ということですね。
マスコミで報じられている発言があったなら、この問題うやむやにする事は許されないと思います。
会派を問わず、都議会は自ら襟を正す事ができるのか。
首都東京の言論の府、良識や如何に。
地元小学校で運動会をサポート。コロナ対策の工夫もしつつ保護者を入れての運動会となりました。子ども達も歓声を上げて楽しんでいたのですが、、、 「世田谷区議会議員の新型コロナウイルスへの感染について」区より発表ありました。 スポーツ指導に体罰や暴言はいらない。良いコーチの条件とは。チームを愛するのではなく、そのチームの一人ひとりを愛せることだと思う。 「人と公共交通優先型のまちづくり」「歩いて楽しい暮らし」引き続き、京都市の取り組みも参考に政策提言を続けます。 区長がよく使う「スーパースプレッダー」という言葉。聞いた人が「無症状でウイルスをばらまいている感染拡大の張本人」「モンスターのような存在」という印象を持ってしまう言葉ではないでしょうか。
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