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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2021-01-31

なぜ?練馬区民は身近な診療所でワクチン接種、世田谷区民は区内20か所で集団接種。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

今日のブログもワクチン接種について。「練馬モデル」を今朝の新聞(桃野が見たのは読売新聞・朝日新聞)が報じていました。

これまでブログでもご報告していますが、新型コロナワクチンの区民への接種について、世田谷区では区内20か所程度の「集団接種会場」にてワクチン接種を行う予定です。以下、参考ブログ。

区が公表。世田谷区民へのワクチン接種、区内の集団接種会場はどこか】(2021.01.30 桃野ブログ)

新型コロナワクチン接種。世田谷区ではいつから?接種券が届いたらどうすれば良い?】(2021.01.27 桃野ブログ)

上記ブログでも書きましたが、人口70万人の足立区は「平日は公民館、土日は小中学校の体育館を活用し毎週、接種会場を40か所開設する計画」としており、今回「練馬モデル」の練馬区は人口74万人で集団接種会場96か所に加えて約250か所の診療所でワクチン接種受けられる仕組みをつくるとしています。一方、人口92万人の世田谷区では集団接種会場20か所で診療所等での個別接種は無し。これでスムースな接種が可能なのかと不安を感じます。

ワクチン接種準備 自治体対応は】(NHKニュース)

■報道によると「練馬モデル」は以下内容

・新型コロナウイルスのワクチン接種計画を巡り、練馬区は、集団接種会場に加え、区内約250か所の診療所で受けられる体制を整備すると発表。

・集団接種の会場は区立施設5か所と病院6か所のほか、巡回開設型となる学校の体育館延べ96か所を予定。

・区は身近な「かかりつけ医」での接種も検討してきた。今回、区医師会の協力が得られるメドがついたことから、区内約250か所の診療所で受けられる仕組み作りを進める。

・予約は診療所に直接、申し込む形式を想定しており、区は「インフルエンザワクチンの接種と同様の仕組みのため、混乱も少ない」とみている。

・特別養護老人ホームなどの施設に入所し、診療所に行くことが困難な高齢者については、その施設の嘱託医らに担当してもらう。医師が確保できない場合は、区が委託した医師が担う。

・高齢者らへの接種は4月以降になる見通し。区内の高齢者約10万4,000人が新型コロナのワクチンを接種すると試算。2回の接種が必要な米製薬企業ファイザー製の使用を前提として、計21万回近い接種を6週間で完了させる計画。

(以上練馬モデルについて)

桃野は、練馬モデルの中身は報道で知るのみですので、調べれば何か課題もあるのかもしれません。しかしながら、自宅から離れた会場に行きづらい高齢者らの負担を軽減する効果が見込めますし、ワクチン接種にあたりアレルギーの有無など普段の様子をよく理解してくれているかかりつけ医で接種できるなら安心というもの。

練馬モデルは、厚生省も”モデル事業”として認めていますし(厚生労働省のサイト)、世田谷区が準備を進めている仕組みより優れたモデルと言って良いものではないでしょうか。世田谷区は他自治体と比べ、なぜ「20箇所での集団接種」と行った工夫なき、区民にとって利便性なき仕組みとなっているのか。

もう少し他自治体の例を調べつつ、世田谷区(行政)に対して、より良い仕組みを提言して参ります。

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