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2021-08-17

「政治休戦」だって?保坂区長の言っていることはむしろ、戦時中(これは本当の戦争、太平洋戦争時の日本)の「大政翼賛」という歴史を彷彿とさせる。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日(8/17)の朝日新聞にこんな記事が出ていました。

野党、「政治休戦」に理解 臨時国会召集を要求】(2021.08.17 朝日新聞)

記事は「野党、「政治休戦」に理解 臨時国会召集を要求」の見出しで「新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、超党派の東京都内の自治体首長が、政府や与野党に「政治休戦」を呼びかけた緊急提言が波紋を広げている。野党側には一定の理解が広がり、与野党による議論の場となる臨時国会の開会を求める声が相次いだ」と報じています。

「政治休戦」を呼びかけた一人でもある保坂世田谷区長は、その発端となった会見に関するニュースをツイッターで宣伝されていました。

先ず、政治を戦争に例えることに違和感を感じますが、保坂区長のツイッターなどを見ていると、これまでも何かを戦争に例える表現を好んで使っていますので、まあこういう表現が好きなんでしょう。例えば「ワクチン敗戦」とか言ってましたね 。

そして政治休戦って、マスコミの皆さんにとっては、前向きな良い言葉のように聞こえるのでしょうか。休戦だから平和という善なることをイメージするのかな。でも、桃野ははっきり言って、その意味が全くわかりません。保坂区長は深く考えてその言葉を使っているのか疑問。

先ず、休戦という表現の前提には「与野党の論戦=実りのない戦い」という考えがあるのでは無いでしょうか。でもそれは議会制民主主義を否定するもの。論戦こそ国会で行われるべきことですし、時に厳しいやりとりになるのは当然。

次に、休戦も何も今は国会が閉会されていますから、国会論戦も無いし、与野党の国会議員が激しくやり合う機会など無いのです。だから休戦と言うなら、今は休戦の最中。政府は国会対応に時間を割かずコロナ対策に注力している時期でしょう。

「与野党の論戦」についてもう少し補足すると、野党は与党の政治について、足らざるところ、変えるべきところを提案するのがその大きな役割。国民の前で政策論争を展開することで国民も「A案よりB案の方が良さそうだな」とか「A案をA’ 案に変えた方が良さそう」とその政策を評価することができます。

一方与党は、選挙という国民の審判を経た結果、政権を担っている立場。政権を担当している期間はこの国の舵取りを任されているのですから、野党の声を聞き、国民の声を聞いた上で、政策の取捨選択に対して最終的な決断を下すのがその役割。そして政権与党の支持率は常に可視化され、最終的には次回の選挙で国民の信任を得られるかどうかというところに繋がっていきます。

与党はコロナ禍にあって、国民にとって今必要なことは何かと懸命に考え、そして実行する。野党はそれに政策論争で勝負を挑む。その結果、国の施策は最適解に一歩でも近づいていく。

これは絶対的に必要なこと。

桃野は危機にあって”政治休戦”など、あってはならないことだと考えます。むしろ厳しい与野党のやりとりを国民に見せてほしい。見せるべき。

保坂区長の言っていることはむしろ、戦時中(これは本当の戦争、太平洋戦争時の日本)の「大政翼賛」という歴史を彷彿とさせます。

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