2014-06-20
昨日は14人が病院に搬送されました。子どもを守るために、大人ができること
昨日(19日)の午後、東京・立川市の公園で、遠足に来ていた八王子市の小学3年生の児童14人が、熱中症のような症状を訴えて病院に運ばれました。14人がめまいや吐き気を訴え、このうち1人はけいれんを起こし、症状が重いとのこと。
子ども達の一刻も早い回復を祈っております。
今年も暑い夏がやってきます。
子ども達が元気に遊び回るのは大賛成ですが、周りの大人がしっかりと熱中症対策をしてあげてください。
■子どもは特にご注意を!
子どもは発汗の機能が未発達で体温が上昇しやすいので大人以上に配慮を。
子どもを十分に観察しましょう。
黒っぽい色の服は、熱を吸収して暑くなる、白っぽい服を。
首周りや襟元の風通しが良い服を。
水をこまめに飲ませる。
短時間でも、車内に子どもを残さないように。
■高齢者は特にご注意を!
熱中症患者のおよそ半数は高齢者。
高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能、暑さに対する体の調整機能が低下しがち。
のどが渇かなくても、時間を決めてこまめに水分補給を。
就寝前には水分補給を。
エアコンや扇風機を使って室温調節を。
■もし熱中症かなと思ったら
衣服をゆるめ、涼しい場所に移動。
水で冷やしたタオルや氷のうなどを首やわきの下、足の付け根にあて、体を冷やす。
冷たい水や、スポーツドリンクを摂取。
自力で水分・塩分が取れなければ、すぐに医療機関へ!
意識がない・高い体温・ひきつけ・呼びかけへの返事がおかしい・まっすぐに歩けないなどの場合は、躊躇せず救急車を呼ぶ!
(救急車を待つ間も体を冷やす)
激しい運動や、炎天下での作業だけでなく、室内や車内でも注意しましょう!
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