参議員議員選挙は、衆議院選挙とちょっと違います。せっかくなので仕組みを理解して投票へ
今日は7月7日。今年の七夕は日本全国、猛暑に包まれたもよう。
NHKのウェブ版のニュースをチェックすると「7日、熱中症とみられる症状で病院に運ばれた人は全国で少なくとも902人」となっていました。
今日は確かに暑かった。
私は、参議院選挙の選挙活動で1日、車で走り回り、街頭演説などこなしておりましたが、夕方までに、飴等で塩分を補給しながら、500mlのペットボトルで3本ほどの水分を摂っていました。
これから暑い季節が続きますが、健康に留意しながら、しっかり有権者の皆様に、候補者の政策を訴えていきたいと思います。
さて、この参議院選挙ですが、仕組みが、やや分かりづらい選挙でもあります。
一度の選挙で有権者は「選挙区」と「比例区」で、それぞれ1回ずつ投票します。
・選挙区
参議院選挙の「選挙区」は、都道府県ごとの、定数割り振りです。
衆議院選挙の選挙区は、「小」選挙区制ですので、小さな1つの選挙区で1人の当選者を決定します。
各区定数は1ですね。
一方、参議院選挙では、都道府県に対して、定数を割り振りを行なっていますので、都道府県によって、1人~5人当選する選挙区があります。例えば、東京選挙区の定数は5。5人の「当選枠」を巡って、今年の参議院選挙であれば20人の立候補者がしのぎをけずっています。
一方、やや分かりづらいのが「比例区」
比例区の定数は全国で48です。
・比例区
参議院選挙の比例区は全国区。
衆議院選挙のように、全国をブロック分けはしませんし「非拘束名簿方式」といって候補者の比例順位をつけてはいません。
名簿順ではなく、個人名の投票数順に、当選者を決定します。
有権者は、政党名もしくは候補者名を投票用紙に書く仕組み。
つまり、政党に投票することもできるし、候補者個人に投票をすることも可能。
例えば、政党Aは5人の候補を出し、以下のような投票を得たとします。
Aさん 30万票
Bさん 20万票
Cさん 15万票
Dさん 4万票
Eさん 1万票
政党A(政党名) 30万票
上記合計の100万票が政党Aの獲得票になります。
そして先ず、政党間で、合計得票数に応じた議席を確定します。
今回は100万票で3議席を獲得したとします。
この3議席を誰が獲得するかを、個人の得票数で決定します。
上記の場合、得票数の順にAさん、Bさん、Cさんが当選します。
このような仕組みですので、意中の候補者がいる場合は、政党名ではなく個人名を投票用紙に書くことで、より自分の一票が投票結果に強く作用することになります。
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