区民のお金を取り戻す!いよいよ裁判開始
以前より、ブログ等でご報告しています「世田谷区デジコン事件」
私は、一貫してこの問題を追及してきましたが、追及の過程で区長、副区長、部長、課長と言った世田谷区の幹部職員が懲戒処分等を受ける事態に発展し、東京都からは、世田谷区の「不正」「偽り」といった行為を指摘され、金銭的ペナルティーまで課されることに・・・
私は、「この件で失われたお金を区民の税金につけまわすな!」と議会で主張してきました。
なにせ、世田谷区は、東京都の指摘「世田谷区の不正、偽り」を都に対して認めているのですから。
私は、懸命に議会の中でたたかってきましたが、この消えてしまったお金を、区民のお金で穴埋めをする補正予算案は可決されてしまいました。(※経緯詳細は過去のブログを参照下さい)
ならば仕方ありません。
「区民のお金を取り戻す!」
住民訴訟、裁判を通じてたたかう事としました。
その第一回口頭弁論が1月23日(水)東京地方裁判所で行われましたので、ご報告します。
まず、裁判所とは無縁の方も多いと思いますが、どのような建物を想像されるでしょうか。
東京地方裁判所(本庁)は、霞ヶ関の省庁が立ち並ぶ一角にあるのですが、他の省庁の建物と比べて特に変わったところはありません。役所の建物らしい「ちょっと古くて、シンプルな構造の大きい建物」といった印象です。
私は「原告」としてその門をくぐりました。
一般来所者用の入り口を入ると、先ずは持ち物検査。
エックス線の持ち物検査機に荷物を通し、金属探知機のゲートをくぐります。
空港等で体験するのと、同じような感じです。
もちろん、銃刀類など凶器の裁判所内への持ち込みは厳禁。
そして、裁判所内では写真撮影も禁止のようです。
検査を通過したら、訴状の提出後に郵送されてきた「訴訟告知書」で指定されている時間にあわせて、指定されている法廷へ。私の場合はエレベーターで5階にあがって「第522号法廷」へ向かいます。
受付等があるわけではないので「直接入廷すればいいのかな」などとちょっドキドキします。
私は、少し時間に余裕を持って到着していたので、法廷の扉がずらっと並ぶ廊下のつきあたりの待ち合い室のようなところで、しばし待機のあと、法廷へ。
522号法廷と書いてある扉を開けて、中に入ると事務職員(?)が受付書類を持って立っていました。
名前を名乗って受付をすると、原告席を示されたので着席、すると身分証明書の提示を求められたので、運転免許証を提示しました。
その後、裁判官が入廷して来て裁判が開始です。
「いよいよ始まった!」という感じですが、第一回口頭弁論は原告、被告、お互いの主張を確認したり、今後のスケジュールを設定したりと言う程度で、あっという間に終了です。
次回以降、お互いの主張をたたかわせる事になりますが、このやりとりは、まずは文書で裁判所に提出するなどのプロセスを踏みますので、第二回口頭弁論は約3ヶ月先の4月24日です。
今後の経緯も、またブログ等でご報告します!
■まだ何もはじまっていないに等しいですが「頑張ります!」の意味でガッツポーズの写真です ■
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