本日はガリレオコンテストに参加。子ども達の研究発表、とても面白かった。子どものみならず大人になっても「問いを立てる力」はとても大切です。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
以前もブログにアップしていました「世田谷ガリレオコンテスト」。本日、参加してきました。
今年も開催されます「世田谷ガリレオコンテスト」。 昨年に続き、”小さな科学者”たちが集い、おもしろい研究成果を披露してくれることでしょう。
会場は教育総合センター。久々に世田谷区の教育総合センター(若林5-38-1)を訪問しました。おそらく2021年の12月ぶり。
教育総合センターでは現在、正面入り口横の広場の愛称を募集しているようです。良いアイデアがある方は、ぜひ教育総合センターまで。
さて、ガリレオコンテスト。
大変見応えのある楽しいイベントでした。このコンテストは区立中学校に通う生徒たちの研究の発表の場。応募は2253件あり、その中から第一次審査、第二次審査を通過した9つの研究について、それぞれ研究した生徒が本日、発表を行いました。
桃野は、全ての研究発表を拝見し、ポスターセッションにも参加して子どもたちと双方向のやりとりもしましたが、どの研究も非常に「科学的」で立派なものでした。
以下、本日ガリレオコンテストに臨んだ9つの研究
◾️暑くても溶けにくいチョコレートの条件とは(桜丘中学校)
◾️皮の役割(駒沢中学校)
◾️植物にさまざまな音を聞かせたときの成長の違いについて(奥沢中学校)
◾️水の膜について(用賀中学校)
◾️AIを楽しむための研究(用賀中学校)
◾️ヘチマの最適な発芽条件の調査(上祖師谷中学校)
◾️色と温度の関係part2(上祖師谷中学校)
◾️植物の蒸散量と気温の関係(喜多見中学校)
◾️モスキート音を不快に感じる原因を探る!(三宿中学校)
まず、どのテーマも目の付け所がとても面白いし、そこを探る過程もすごくワクワクするものでした。日常の暮らしの中で「あれ?なんでだろう?」って思うことや「不思議だな」と感じる心は、とても大事。子ども達の自由研究のみならず「問いを立てる」力は、大人になってから、社会で生きていく上でとても大切な要素です。
子ども達の発表を聞いていると、いかに桃野は普段「ぼーっと暮らしてる」かを思い知らされました。チコちゃんに怒られそう。例えば、上記の「水の膜について」の研究は、歯磨き後のチェックに使う小さな鏡を洗っていた際にふと感じた疑問から。水が飛び散る様子を見て、水の勢いやものにあたるまでの距離、あたるものの形状などを比較して水の跳ね方、跳ねる形、丸く綺麗に広がるのはどういった場合か、などを探るもの。とても面白い研究でした。
「植物の蒸散量と気温の関係」も面白かった。街路樹によく使われている樹木を選び、条件を整えて、どの樹木がどれだけの気温低下に効果的か調査した研究。葉1㎡あたりの蒸散量を調べるために、樹木にどれだけの葉っぱが茂っているかをまず調べたとのことですが、桃野が研究した生徒に「葉っぱの量はどのうように調べたのですか」と尋ねたところ、一枚一枚の葉の形を紙に写しとって、その面積を計算したそうです。どうやったら正確に数値が取れるか一生懸命考えたのでしょうね。研究手法も含めて面白い。
ここで記したのはほんの一例ですが、どの研究もとても興味深い内容でした。
本日のガリレオコンテストの結果は以下。
★ガリレオ賞(最優秀賞)
◾️モスキート音を不快に感じる原因を探る!(三宿中学校)
◾️AIを楽しむための研究(用賀中学校)
◾️水の膜について(用賀中学校)
★アイデア賞
◾️植物の蒸散量と気温の関係(喜多見中学校)
◾️植物にさまざまな音を聞かせたときの成長の違いについて(奥沢中学校)
★ドリーム賞
◾️暑くても溶けにくいチョコレートの条件とは(桜丘中学校)
◾️皮の役割(駒沢中学校)
★サイエンス賞
◾️色と温度の関係part2(上祖師谷中学校)
◾️ヘチマの最適な発芽条件の調査(上祖師谷中学校)
皆様、おめでとうございます!
コメントを残す