世田谷区では区有財産(土地及び建物)の有償貸付を行なっています。物件情報は公開中。ご活用いただけそうな物件があれば問い合わせ先にご連絡を。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
先日、ある区民の方とお話ししていた際「〇〇駅の駅前に、活用されていない土地があり、もったいないように思うのですが」とのご意見を頂きました。
確かに、長らく空き地のようになっている土地を見ると、なぜそうなっているのだろう。うまく活用できないのかな。と感じますよね。
上記の話は民有地についてだったのですが、世田谷区も土地や建物をたくさん保有しています。中には、単にそこにあるだけにに見えるもの、有効に活用されているとは言い難いもの、もあります。
例えば道路代替地。
道路を作る際、そこに住む方に「立ち退いて頂く」ということが起こります。その際、道路整備のための土地を提供していただいた代わりに、区が別の土地を提供することがあり、そのために保有している土地が道路代替地です。世田谷区は、必要な際に土地を提供できるよう、区内に多くの道路代替地を保有しています。
では、この代替地が活用されるまでの間、どうなっているのかといえば、いわばそこで「待機している」状態。これが長期間の待機になりますから、待機しながらうまく活用できれば良いわけです。
桃野はもう10年以上前ですが、議会でこのような土地を含む「行政財産」の活用を訴えた経緯があります。(行政が保有する財産には行政財産と普通財産があるのですが今はその説明は割愛)
こちらは関連ブログ。
【役所だって、稼ぐ事を考えよう!(行政財産の有効活用)】(2013.06.03 桃野ブログ)
世田谷区は今では、このような「待機中の財産」の有効活用を目指しています。区有財産(土地及び建物)が事業等により利用されるまでの間、有償でお貸しして税外収入の確保に繋げる取り組み。
世田谷区のサイトには「貸付可の区有地一覧」(令和5年4月1日現在)が、問い合わせ先とともに掲載されています。そのほとんどが区内の土地ですが、変わったところでは三浦市南下浦町にある旧三浦学園の土地も。
詳細は以下の区のサイトをご覧ください。ご活用いただけそうな土地があれば、一覧に掲載されている問い合わせ先にご連絡を。
【区有財産(土地及び建物)の貸付のご案内】(世田谷区のサイト)
以下は「貸付可の区有地一覧」の一部です。
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