国会議員の給料とは別に100万円/月が支給される調査研究広報滞在費(旧文通費)、ようやく改正です。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
やっと成立したか。
国会議員に対して、議員歳費つまりお給料とは別に月々100万円が支給される調査研究広報滞在費(かつて文書通信交通滞在費と言われていました)。この旧文通費を見直す改正歳費法が、昨日(12月20日)参議院本会議で全会一致で可決されました。
旧文通費の使途公開や残額返還を義務づけ「改正歳費法」が成立https://t.co/V0pVypGRV0 #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) December 20, 2024
見直しを求める国民の声が大きくなったきっかけは2021年の衆院選。投開票日が10月31日、その選挙で当選した新人は在職1日にもかかわらず、10月分の旧文通費(100万円)を満額受け取ったことに批判が高まりました。
それからやっとの改正。やはり先の衆議院選(2024年10月)で与党が過半数割れになったことは大きいと思います。
さて改正の中身ですが、旧文通費の使途公開と残金返納といういわば”当然のこと”が来年8月支給分より実施されることになりました。
ところが報道を見ると、まだ報告書公開の範囲、公開方法、認められる使途など詳細設計は決まっていないよう。法改正が骨抜きにされないよう、国民はまだ注視する必要がありそうです。
ちなみに世田谷区議会では、各議員に対して議員報酬とは別に、3ヶ月に一度72万円(月24万円)の「政務活動費」が支給されますが、これはまさに政務活動に使うお金、例えば桃野の場合は区政レポートの発行費用などに使わせてもらっています。
そして使途は一円単位、全て領収書公開。帳簿とともに証憑(領収書)を区議会のサイトで公開しています。使わなかった分は返納です。
こちら、世田谷区議会のサイト。ご覧ください。
【政務活動費令和5年度分】(世田谷区議会のサイト)
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