「熱中症を防ぐためにマスクをはずしましょう」屋外で人と距離が離れていれば全く問題なし。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
雨が多い4連休。最終日の朝も強い雨と思ったら、10時ごろには雨が上がり気温も上昇している世田谷です。
さて、これからの季節、心配なのは熱中症。今年は新型コロナ感染症対策で多くの方がマスクを着用していますし、子ども達の夏休みは短いし(世田谷区立小中学校は7月いっぱい授業)で、例年にも増して注意が必要です。今朝の東京新聞の一面トップでは、こんなニュースが報じられていました。
【熱中症に注意!高温多湿のマスク、こまめに外して 専門家呼びかけ】
「新型コロナウイルス禍の今年は夏でもマスクが必要だが熱中症も心配。マスクの内側は高温多湿になりやすいので、長時間着けていると熱中症の恐れは増す。専門家や国は、人と十分な距離が確保できる場合はマスクをこまめに外すよう注意を促す」こんな記事です。
環境省はツイッターでこんな情報発信も。
【熱中症予防×コロナ感染防止】
マスク着用により、熱中症のリスクが高まります。屋外で人と2m以上離れているときは、熱中症予防のためマスクを外しましょう。
暑さを避け、水分を摂るなどの「熱中症予防」と、マスク、換気などの「新しい生活様式」の両立を!https://t.co/7XFlEhH72a pic.twitter.com/vKbkWZqNAJ— 環境省 (@Kankyo_Jpn) June 23, 2020
以前ある区立小学校の保護者から、登下校中にマスクを外している児童に対して主事さんが「マスク外さない!」と厳しく指導している、と相談がありました。屋外でかつ黙って歩いている時でもマスクは外してはいけないのか。それは適切な指導なのか。という趣旨です。もちろん、密でない状況で暑さを感じたらマスクは外し、木陰にでも入って少し休憩するのが当然。当人に良かれとの思いかもしれませんが、自粛警察ならぬマスク警察という状況になっているのではないかと心配です。
屋外で人と人との距離が概ね2m以上離れていればマスクは外しても問題ありません。そして暑い季節の外出には帽子着用やこまめな給水などの対策を。熱中症は時に死に至ります。新型コロナを恐れるあまりに熱中症に罹患するというのは本末転倒です。
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