「いわゆるヒラの職員であっても運転手つき公用車で移動」はやめるべき。あまりに区民感覚と乖離しているし、コスト高でもある。そして今日の委員会にて。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
本日は企画総務員会へ。
令和5年度世田谷区一般会計予算、令和4年度世田谷区一般会計補正予算(第7次)などの報告がありました。いよいよ今年度も終了が近いですね。あと2ヶ月弱で新年度を迎えます。
世田谷区議会、桃野の3期目任期も大詰め。これから最後の本会議、予算特別委員会へと向かっていきます。
さて、本日の委員会で公用車に関する報告がありました。「公用車総合リース事業に係る優先交渉権者の決定について」。
世田谷区役所の公用車を「所有」から「リース」に切り替えていくことが進んでおり、そのリース事業者を公募型プロポーザルにより選定したという報告です。
所有からリースに切り替えるという点については、いいでしょう。しかし、、、
桃野は、これまで公用車については「いわゆるヒラの職員であっても運転手つき公用車で移動する」ことはやめるべき。あまりに区民感覚と乖離しているし、コスト高でもあると主張してきました。
以下、関連ブログ。
区役所ではなぜ、いわゆる”ヒラの職員”でさえも外出時に運転手付きの公用車で移動するのか。民間企業ではそんなことは、ほぼ無いと思うのだけど。
運転手付き公用車は廃止し、公共交通機関、自転車、電動自転車、職員自身が運転する公用車、どうしても必要な場合はタクシー、で利移動すればいい。桃野は、議会から区に働きかけ続けてきました。
(私の意見とは全く逆。「タクシーを利用するなら運転手付き公用車の方がいい」と主張する議員が居て驚きましたが。。。)
一方、区は「来年度、運転手付き公用車を拡充する」との方針を打ち出してきていて、色々と議論を重ねてきたところです。
そして、今日の企画総務委員会で、上記の「公用車総合リース事業に係る優先交渉権者の決定について」の報告があったので、関連して質問しました。
「桃野は、運転手付き公用車を減らすならまだしも、増やすことについては反対だと訴えてきた。区は、来年度はどうするつもりなのか」といった趣旨の質問をぶつけてみました。
所管課長の答弁は「現状維持。増やすことはしない」との内容。
これまで侃侃諤諤やってきましたが、とりあえず「運転手付き公用車の拡充」にストップをかけることはできました(当初は約4600万円/年間→約5800万円/年の増額予算でした)。
引き続き、運転手付き公用車は全廃を目指し、そして区長の公用車の使い方についてもこれまで通りその使い方を厳しくチェックしていきます。
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