世田谷の貴重なみどり。国分寺崖線、またそこからの湧水、生息する動植物を次世代に守り継いでいかなければならないと考え取り組んでいます。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
世田谷の「らしさ」の一つに「都心に近い住宅地ながら緑が豊か」という点が挙げられます。世田谷と一言で言っても90万人以上の人が住む58㎢にも及ぶ地域なので、様々な面を持っていますが、特に野川、多摩川、国分寺崖線のある区西部は「緑が豊かなエリア」。
国分寺崖線は、立川市、国分寺市、小金井市等から連なる崖で、多摩川が10万年以上かけて武蔵野台地を削り取ってできたもの。樹林や湧水などの豊かな自然環境が残り「世田谷のみどりの生命線」とも言われます。
桃野もこの国分寺崖線やその周辺の環境を保全する活動に参加したり、区西部の風致を守るという視点で議会で取り上げるなどしてきました。国分寺崖線の緑、またそこからの湧水など、次世代に守り継いでいかなければならないと考え取り組んでいます。
さて、その国分寺崖線の保全活動の一翼を担っているのが、世田谷区の外郭団体である「財団法人 世田谷トラストまちづくり」。
世田谷トラストまちづくりでは、季節に合わせて、身近な環境に関心をもって頂くためのイベントや講習会を開催しています。中でも桃野がおすすめなのは「神明の森みつ池」の観察会。
「神明の森みつ池」は国分寺崖線にある約6,000㎡の樹林地。東京23区内には2カ所しか自生していないゲンジボタルや、絶滅危惧種に指定されている動植物が数多く残る貴重な場で、世田谷区が「特別保護区」に指定しています。
このみつ池は、環境保全のため、年に数回の観察会でのみ開放されています(ただし事前申し込み、定員あり)。
その観察会の一つ。秋の観察会が開催されます。
・晩秋のみつ池体験教室 ~秋の雑木林を楽しもう !
・12/18(土)、午前10時から正午(※要申し込み、11/30必着)
・場所は「 成城みつ池緑地」(成城 4-20,22)
・定員は 抽選で 20 人
・案内は「 成城みつ池を育てる会」の皆様
・対象は 小学生以上(※小学生は保護者同伴)
申し込みは、電話、ハガキまたはファックスにて「世田谷トラストまちづくり」までお願いします。
世田谷トラストまちづくり
〒156-0043 世田谷区松原6-3-5
電話:03-6379-1624
FAX:03-6379-4233
■こちらの写真は11月初旬にみつ池の前を通りかかった際に撮ったもの。カラスウリが朱色に色づいていました。
コメントを残す