世田谷区立保育園にて新型コロナの集団感染が発生。36名もの陽性者です。世田谷区長はなぜ桃野が提言する保育士等へのワクチン優先接種を実施しないのか。
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
世田谷区の区立認可保育園にて、新型コロナウイルス感染症の集団感染が発生してしまいました。
本日7月14日(水)の19時時点で、新型コロナウイルス感染症の陽性者は職員15名、園児21名の合計36名。(以下区のサイト参照下さい)
【区立認可保育園職員等の新型コロナウイルス感染症の陽性者発生について】(世田谷区のサイト)
保育施設において、短期間に30名を超える陽性者が判明したのが初めてのことです。検査陽性者の詳しい病状は不明ですが、一刻も早いご快癒をお祈りします。
さて、桃野はこうしたことが早晩起きるのではないかと危惧しておりました。6月の時点で、区議会本会議にて「感染症に罹患すると重症化しやすい医療的ケア児と接する方々、その他にもワクチン接種会場で働く区職員や、教員、保育士など、エッセンシャルワーカーを先行接種の対象にすべきだ」と区長に直接訴えていました。
【世田谷区長なぜやらない!感染症に罹患すると重症化しやすい医療的ケア児と接する方々、住民接種会場での従事者、教員、保育士などへワクチン優先接種を】(2021.06.16 桃野ブログ)
6月時点で、保育施設や小中学校に勤務する職員を対象に新型コロナウイルスワクチンを優先接種すると発表していた区はありましたが、世田谷区は全く動きなし。以下、他区の動きについて。一例です。
【東京都練馬区、保育士や小中学校教職員に優先接種へ】(2021.06.01 日経新聞)
【<新型コロナ>港区、教職員らに優先接種へ 来月上旬から】(2021.06.08 東京新聞)
桃野は世田谷区の鈍重な動きに危機を感じて、議会で取り上げたのですが、区側は消極的な答弁(上記桃野ブログを参照下さい)。現在に至るまで、世田谷区として、医ケア児と接する仕事に従事する方、教職員や保育士らへの優先接種について動きはありません。
そして、残念ながら今般、冒頭に記した集団感染が起きてしまいました。
何かと国施策にケチをつけるツイートが目に付く世田谷区長ですが、かつて自身が社民党の国会議員だった時代宜しく、政府批判に血道を上げるのでは無く、区長として、地に足をつけた施策に取り組んでもらいたい。改めてそう思います。
遅いとはいえ、せめてこれからでも、桃野が提言するエッセンシャルワーカーへのワクチン優先接種を!
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