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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2021-07-07

区民の利便性、そして区の事務負担軽減にも。”認印”はどんどん無くせばいい。そして納税事務も電子化を。QRコード+スマホで納税できれば便利。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日は企画総務委員会。区より「申請書・届出書における押印の見直し状況」についての報告がありました。

区民が役所で様々な手続きをする際、又区の事務において、押印(印鑑を押す)を求めていた様式を見直す動きがあります。これまで議会からも「意味のない押印は無くすべき」との趣旨で取り上げられてきた経緯がありますが、国も東京都も今、”認印”などは不要という姿勢で業務改善を進めています。

何か区に申請する時、マイナンバーカード や運転免許証などで本人確認をした上で、加えて印鑑を押させられることには、あまり意味がないですよね。そもそも印鑑証明もなく印鑑を押しても本人確認にはならないですし、押印より自署(いわゆるサイン)の方が筆跡で本人である証拠になるのではとも思います。

ということで、桃野は区が慣習的に事務で押していた印、区民に押すことを求めていた印は廃止することが区にとっても、区民にとっても良いことだと思います。不要な押印はどんどん無くせばいい。

今日報告された世田谷区の押印見直し状況(令和3年5月末時点)は以下。

桃野は本日の企画総務委員会で「不要な押印はどんどん無くすべき」という視点で何点か区側に質問しましたが、法令で押印が必須と定められているものの他、東京都特別区(23区)合同の事務なので世田谷区の一存で廃止できない押印もあるよう。引き続き他自治体とも連携しながら不断の見直しが必要だと桃野は感じました。

ところで、不要な押印を無くして、合理的な事務に移行することは大切ですが、押印を無くすこと自体が目的ではありません。目的は、事務を合理化し、区民目線で見て「便利」や「無駄なコスト削減」などにつながること。

例えば、桃野はこれまで議会で区の公金の取扱事務についての改善を提案してきました。世間ではこれだけ電子マネー等が普及して「現金不要」になっているのに、世田谷区は、いつまで経っても「現金主義」です(多くの自治体がそうですが)。

そして、現金の出納に伴って、いちいち紙を作成して銀行とやりとり。これでは金融機関にも多大な負担がかかります。押印の廃止は例えばこうした「公金取り扱いに関するDX(デジタルトランスフォーメーション)」にもつながっていく取り組みです。

本日(7/7)の日経新聞に以下の記事が出ていましたので参考に。納税手続きが電子化すれば、自治体にとっても銀行にとっても、もちろん区民にとっても大きなメリットがあります。

大手銀行、税収納を電子化 年600億円のコスト圧縮へ

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