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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2021-07-08

学校行事を中止するのは簡単なこと。でも「どこにどんなリスクがあり、それを回避して実施するためにはどうしたら良いか」と考えた上で判断しているか。  

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

世田谷区立小中学生のオリパラ観戦の中止決定について。

オリンピック・パラリンピック学校連携観戦の中止について(7月5日19時20分更新)

世田谷区に限らず、都内の多くの子ども達が「学校連携観戦」として、オリンピック・パラリンピックの観戦をすることになっていたのですが、世田谷区教育委員会ではこれを中止する判断をしました。

上記サイトで教育長は中止の理由を以下示しています。

・複数の学級・学年での公共交通機関の利用も含めた移動は、感染症や熱中症の対策を徹底しても、子どもたちの安全・安心を確保できるか大きな不安がある。

・今後の感染症拡大や変異株の状況によって、全校・全学年での観戦が可能なのか、不確かな要素もある。

コロナ禍の中、あらゆる行事が中止になっていて、校外学習の機会も皆無になっている子ども達。ここでオリンピック・パラリンピックの観戦も中止になってしまいました。

区教委の判断はさておき、オリンピックパラリンピックの多くの種目において「無観客開催」が検討されているよう。そうなれば、各教育委員会の判断によらず、学校連携観戦は実施されないわけですが。

世田谷区立小中学生の学校連携観戦の中止については、昨日(7/7)の区議会文教委員会でも報告され、その際、複数の議員から「中止の判断が遅い!」と厳しい意見が出ていました。

これらの議員は「もっと早く中止の判断をすべきだった」との主張のよう。でも桃野は「それは違うのでは」と感じました。

前述しましたが、子ども達は今、あらゆる学校行事が中止になっている状態です。大人はある程度、好き勝手なことができますよね。「感染対策はしっかりやってるから」と枕詞をつけて。でも子ども達の学校行事はそうは行きません。大人が「リスクがあるから中止」と判断してしまえば、子ども達はけなげにそれに従うしか無いのです。

子ども達には、できる限り学びの場を与えてあげたいと言うのが基本的考えであるべき。関わる大人は「どこにどんなリスクがあり、それを回避して実施するためにはどうしたら良いのか」と考えた上で中止を決定しているか。これは欠かせない視点だと思います。

そんな中、まさに「リスクを下げながら観戦する方法は無いだろうか」と検討し、且つ各学校の意見も聴取するプロセスを経て、最後に「中止」と決断した区教委は、今回はやるべきことをやったのでは無いかと感じています。

他の学校行事についても「子ども達に、できる限り学びの場を与えたい」「どこにどんなリスクがあり、それを回避して実施するためにはどうしたら良いのか」を徹底的に検討しての判断を区教委には求めたい。

「スピーディーに中止を決断せよ」と言う議員は、本当に子ども達のことを考えてのことなのでしょうか。

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