2012-07-12
女性センターからの助言。「こういう問題は大きな地震が来れば必ず起こる」
1泊2日で仙台、盛岡に行ってきました。
昨日のブログに続き、「復興支援」のお話です。
盛岡では「もりおか女性センター」の被害者支援の取り組みについてなど。
「もりおか女性センター」では、被災直後からDV(ドメスティック・バイオレンス)やレイプ事件への取り組みなどを進めて来たとの事。
「こういう問題は大きな地震が来れば必ず起こる」と首都直下地震への備えとして、強く注意を喚起されていたのが印象的。
他にも、被災直後の混乱についても貴重な生の声を聞かせて頂きました。
・役所に押し寄せる市民の対応に混乱
・役所にも情報が来なかったため整理された情報発信ができなかった
・市民の要望に応えられないことで起こる混乱
・役所職員の食料、衣料品が無い
・職員の心身の疲れにより役所の機能が著しく低下
被災直後の混乱については、私も1995年の阪神大震災時に京都の大学で学んでいたので実感を持って理解できます。
当時、親しい友人の父親が被災地の市役所職員でしたので、日々厳しい状況を聞いていました。
情報、通信手段をいかに確保するか。
(耐震性を高めた通信インフラ整備、発電機能の確保など)
困難な状況下でも的確な判断、発言ができるような職員の訓練
(知識、経験の蓄積による備え)
もちろん、想像を超えた事は起こりうるでしょう。覚悟しなければなりません。
覚悟の上で、できる限り「想定外」をつぶし、備えるしか方法はありません。
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