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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2011-10-10

世田谷区の答弁が信用できるか。是非皆さんがご判断ください。

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10月7日(金)決算特別委員会にて質問を行いました。
私が取り上げたのは、二子玉川を舞台にした、ある世田谷区の補助事業です。
ことの成り行きはこうです。
・世田谷区は、「二子玉川をデジタル映像産業のメッカに」とその推進事業体を公募。
・応募してきた、いくつかの事業者の中から、NPO法人Aを選定。
・NPO法人Aに、補助金(=もちろん原資は区民の税金)を出して、事業を進めさせていた。
ところが、補助金の支給額が確定してから、わずか1か月後にNPO法人Aは資金繰りが行き詰まり、事業中止を区に申し出てきました。
世田谷区は、申し出を受け、事業中止を決定。
結果的に、補助金は無駄になり、事業も立ち消えになってしまいました。
事業中止に伴い、世田谷区がNPO法人Aと結んだ、債務弁済契約(お金を返してもらう為の契約)をみると、「今、手元にある財産分の、3分の2の金額を、毎月15万円ずつ5年間かけて返して下さい」というヌルイ契約になっています。
戻ってくるのは、支払った補助金(=しつこいようですが区民のお金)には遠く及ばない金額です。
「世田谷区は、NPO法人Aの事業を正しく管理監督していたのか」
「世田谷区のいい加減な仕事ぶりで、区民のお金を無駄にしてしまったのではないか」
私は、以前からこのような主旨で質問していました。
具体的には、
・NPO法人Aが、人的関係のある会社に随意契約で取引をしていたということはないか?
・相見積もりを正しくとっていない、というようなことはないか?
・補助事業と関係ないものに補助金を使っていたということはないか?
・区はちゃんと補助事業についてチェックしていたか?
等の質問です。
区からは、いずれの件も、
「NPO法人Aは真摯に仕事をしていた」
「世田谷区は、きちんとチェックしていた」
という答弁がなされていました。
ところが、私が調査したところ、次から次へと不適切と思われる補助金の使い方が。
そして、NPO法人Aの理事が経営する会社に、どんどんお金が流れています。
世田谷区はチェックなんて全然していません。
いい加減なチェックで、区民のお金をジャブジャブ、NPO法人Aに支払っていたのです。
私がつかんだ事実のほとんどは、世田谷区の保有している書類を「情報公開請求」して得たものです。
区が所持している書類を、めくっただけで、次から次へと区の答弁と異なる沢山の事実が出てきます。
まだ経験の浅い一年生議員の私が、調べてわかることです。
長きにわたって、補助事業を扱っている世田谷区の役人が「わからなかった」では、すまない。
これで仕事と言えるのか。
区民の大事なお金を扱う資格があるのか。
おまけに、私がこの件を調査している中で、世田谷区の所管の課長は何度にもわたり、私に嘘をついていました。
本件には、まだまだ、解明しなければならない、たくさんの問題があります。
 世田谷区の答弁が納得できるか。
それとも私の言っている事が信用できるか。
是非、多くの方に判断してもらいたいと思います。
区議会のHPで質問&答弁のやりとりを、動画でご覧いただけますので、是非ご覧ください。

(リンクはこちら!)
http://www.discussvision.net/setagayaku/index.html

左側中段、やや上の「決算特別委員会」をクリック


「10月7日(金)区民生活委員会所管分質疑」をクリック


画面右側に表示される、「生ネ社、共産、み・行」の右側の「再生」をクリック


桃野質問部分は「01:25:30」からです。
スライダーを動かして、調整してください。

※すいません。実は質問時間足りず、次回に持ち越し。前半に怒ってしまったのが悪かった・・・

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