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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2021-05-27

世田谷思いやり自転車プロジェクト。様々な施策を通じて、安全快適に自転車を利用できる世田谷に。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日は、公共交通機関対策特別委員会。区から「世田谷思いやり自転車プロジェクト」に関する報告がありました。

この「世田谷思いやり自転車プロジェクト」は愛称で、正式には「世田谷区自転車活用推進計画及び自転車等の利用に関する総合計画」と言うもの。後者だと堅いし親しみも持てませんよね。そこでこの計画の愛称を募集したところ、141件の応募があり、その中からこの愛称が選ばれました。

本日の公共交通対策特別委員会で報告されたのは、計画の「案の段階」のものですから、愛称も最終的に決定したものではありませんが、親しみ深くて良いのではないでしょうか。

さて、この「自転活用推進計画及び自転車等の利用に関する総合計画」は10年間の区の計画として定められるもので、今回は令和3年7月に策定されるもの(令和3年度から12年度の計画)になります。

案の作成に先立ち、今年の1月から素案に対する区民意見募集を行っていたのですが、そこでは346名の方から1146件の意見が寄せられました。区の「計画モノ」に対する区民意見募集にしてはとても多い意見が寄せられました。区民の皆さんの関心の高さが伺えます。

この計画案の中身は以下。

■計画の基本理念

人口90万人を超える住宅都市世田谷にふさわしい安全・安心・快適な交通社会の実現に自転車を有効に活用するため、環境にやさしく身近な地域での生活に必要な「生活自転車」を、誰もが安全に利用しやすい環境に整備する。

通勤や通学、買い物等の利用、さらには介護や宅配等の業務利用等も含めた、身近な地域での生活を支える全ての自転車の利用を「生活自転車」として区で独自に定義し、環境負荷の低減とユニバーサルデザインの視点を含め、誰もが安全に利用しやすい環境を目指します。

■計画の基本方針

基本方針1

自転車が安全・安心を守るまち:交通安全意識・行動を徹底し、万が一の事故にも備え、自転車の安全・安心な利用を促進することによる、「自転車が安全・安心を守るまち」づくりを進める。

基本方針2

自転車が快適に走るまち:安全で快適な自転車走行環境の整備とその利用の促進により、「自転車が快適に走るまち」づくりを進める。

基本方針3

自転車がスマートに駐まるまち:駐輪場情報の提供や自転車シェアリングにICTを活用する等、駐輪環境の整備と放置自転車の防止により、適正な自転車利用を推進し、「自転車がスマートに駐まるまち」づくりを進める。

基本方針4

自転車が身近なくらしを支えるまち:身近な生活における多様なニーズに対応でき、環境にやさしく健康増進に役立つ自転車の利用を促進し、「自転車が身近なくらしを支えるまち」づくりを進める。

こうした理念、方針のもと、具体的な施策が行われることになります。

例えば、交通安全意識の啓発、自転車保険の加入促進、自転車通行空間の整備、既存駐輪場の利用促進、新たな駐輪場の整備、自転車シェアリングの普及促進、放置自転車防止への取り組み、自転車を利用した健康づくりの推進などなど。

自転車は排気ガスを出さず、燃料を使わない環境にやさしい乗り物。そして(正しく利用すれば)安全で、適度な運動となって健康づくりにも資する乗り物です。桃野は自転車大好き。車で30、40分程度かかる距離であれば自転車での移動を選びます。

多くの方が安全に、快適に自転車を利用できるよう、世田谷区議会からもしっかりと取り組みを進めていきたいと思います。

■こちらは桃野が大学生の頃から乗っている愛車。いつぞや自転車屋さんに入院の際の一枚。

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