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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2012-05-18

東京都の各区における宮城県女川町の災害廃棄物受け入れ

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東京二十三区清掃一部事務組合。
東京23区が一体となってゴミを共同処理するために設けた特別地方公共団体です。
東京都の各区が別々にごみ処理事務を行うのではなく、一体となって効率的に処理を行うために設置されています。
東京二十三区清掃一部事務組合では、すでに宮城県女川町の災害廃棄物を受け入れており、週ごとの災害廃棄物受け入れ計画を発表しています。
本日(5/18)、世田谷清掃工場での受け入れを含む6月の予定が発表されました。

災害廃棄物の受け入れについては、世田谷区議会として賛否を判断するプロセスも権限もありません。
東京都の受け入れ表明があり、世田谷区長も含む23区の区長の賛同を得て決定しました。
受け入れスケジュールについては、毎月、以下サイトで確認できます。
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/kanri/haiki/kumiai/oshirase/onagawa-2.html
がれき処理については、先ず現地で処理をすすめるのが本筋でしょう。
しかしキャパシティの問題等で現地で処理できないということであれば、他所で処理しなければなりません。
そうなれば、放射能に対する確かな安全性が確保されるのは大前提ですが、がれきを移動させることも必要となります。
しかし、現地に処理場をつくり、新たな設備投資、雇用創出などを生み出すという視点は欠かせないと考えます。
現地で処理が基本。
「汚染されている瓦礫は拡散しない」はコンセンサスがとれているでしょうから、安全確保を大前提として広域処理に持って行く。
その場合であっても、平行して現地での処理を基本に設備投資などを進めて行く。
これが本筋ではないでしょうか。

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