日本でもファイザー社のワクチン接種始まる。世田谷区民は集団接種?それともかかりつけ医での個別接種?
世田谷区議会議員、桃野芳文です。
日本でも新型コロナウイルスワクチンの接種が始まりました。先ずは医療従事者から。
日本国内でも医療従事者を対象にしたワクチン接種が始まりました。今後のスケジュールや接種の課題、それに接種をめぐる国や自治体の対応など最新情報をまとめています。https://t.co/9vtYpe0IJx
— NHKニュース (@nhk_news) February 20, 2021
早速、副反応についての事例も報道されていますが、重篤なものではなく、まず想定の範囲内と考えて良いでしょう。インフルエンザのワクチンでも同じですが、注射した部分が腫れるなど、接種時に何らかの副反応が起こるのは何ら珍しいことではありません。
コロナワクチン 接種後に悪寒などの症状1件 副反応か 厚労省 #nhk_news https://t.co/sw0vkrevZo
— NHKニュース (@nhk_news) February 20, 2021
さて、昨日から本日にかけて報道されているこちらのニュースは、迅速なワクチン接種に大きく関連することであり、注目しています。
温度管理が楽になれば、区民が身近な医療機関で接種できる仕組みがつくれる!https://t.co/ZoAILlsHDO
— 桃野芳文(世田谷区議会議員) (@momono4423) February 19, 2021
日本でも接種が始まったファイザー製のワクチンについて、ファイザー社はこれまでマイナス60〜80度の超低温の保管が必要だとしてきましたが、一般的な冷凍庫で対応可能なマイナス15〜25度で2週間の保管が可能と追加表記できるようデータを添えて米食品医薬品局(FDA)に申請したようです。
ファイザー社の申請をFDAが認可すれば、日本でもファイザー社が申請、日本の当局が認可という流れになるでしょう。2週間とはいえ、一般の医療用冷凍庫で利用可能であれば、決められた会場に集まっての集団接種ではなく、診療所での個別接種などがやりやすくなります。個別接種が広がれば当然、住民への接種のスピードは上がり集団免疫の獲得も早くなります。
世田谷区は現在、ファイザー社製のワクチン接種に向けて、区内19か所の集団接種会場を設置しての準備を進めていますが、一方で「通いなれたかかりつけ医で接種できる体制整備に向けて、ワクチンの輸送の安全性や、温度管理等の面で取り扱いやすいアストラゼネカ社ワクチンの供給等を見据え、両医師会や区内病院等との協議を進める」(2021.02.09福祉保健常任委員会)との姿勢も示しています。
ファイザー社のワクチンの温度管理が一般の医療用冷凍庫で可能になれば、よりスピードをあげてかかりつけ医での個別接種に向けた準備を進めるべきでしょう。
新型コロナウイルスとの戦いは、未知なるウイルスとの戦いから始まりました。新たな事実が明らかになるたびに臨機応変に「区民の安全のため」に迅速に対応を変化させていくことも必要です。
■「明らかになった事実に沿った柔軟な対応」と「出たとこ勝負」は全く違います。
ニュース全文はこちらより↓
【ワクチン接種に焦る都内 「国は出たとこ勝負過ぎる」】(朝日新聞デジタル)
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