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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2012-05-01

世田谷区の農と食をつなぐ

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ゴールデンウィークですね。
他に仕事を持ちながら農業を営む兼業農家の方には、この連休を利用して田植えをこなす方が少なくないと聞きます。
特にサラリーマンなど、週末にまとめて農作業という方にとって農地を守って行くのは大変なことです。
年々減少の一途をたどっていますが、世田谷区にも農家はいらっしゃいます。
農家戸数の推移をみると、昭和40年の1,267戸から、50年に914戸、60年に715戸、平成23年には380戸にまで減少してしまいました。
世田谷区の農業は江戸時代以降、大消費地の近郊の生産地として栄えてきました。
水利の便の良くない台地が大部分を占めていたので水田は少なく、主な産物や野菜や花。
大都市である江戸に下肥を汲取に出かけ、肥料として活用する事で都市と農村の資源循環システムを構築していたといいます。
もともと少なかった水田は、昭和30年代以降の急速な都市化により、学校・公園用地、宅地化され、現在では「次大夫堀公園教育田」が区内唯一の水田となってしまいました。
平成23年度の農家基本調査(※)では、区内の農地は110.64ヘクタール。
380戸の農家が野菜や果実、季節の花、盆栽などを生産しています。
一方、平成20年6月実施の「世田谷区民意識調査」によると、区内農地を「残した方が良い」という意見は全体の87.8%にのぼります。
世田谷区は平成21年に策定した「世田谷区農業振興計画」に基づき新たな農業振興施策の展開に取り組んでいますが農家戸数の減少、農地の減少に歯止めはかかってはいません。
大規模化、集約化が難しい都市における農業ですが、知恵をしぼり振興施策に試行錯誤しているさなかです。
※調査対象は経営農地面積10アール以上の区内農家。調査は8月1日現在。

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