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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2020-06-25

子ども達は、いかなる場合も必ずマスク着用?健康管理が本末転倒にならないように。

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世田谷区議会議員、桃野芳文です。

本日、さいたま市の市立中学校に通う生徒の新型コロナウィルスへの感染が判明、この生徒が通う中学校は二日間休校、消毒を行うとの報道がありました。ちなみにこの生徒の感染判明の前に、父親の感染が明らかになっており、中学校では当該生徒との濃厚接触者はいないとのことです(6/25読売新聞オンラインより)。

既にブログでご報告していますが、世田谷区立小中学校では新型コロナウィルス感染症対策による臨時休業、分散登校の期間を終え、通常登校が行われています。参考ブログはこちら↓

短縮の夏休み。コロナだけでなく熱中症にも注意。こんな時こそ「校則は絶対」では無いと思う

さて、世田谷区の区立小中学校で新型コロナウィルス感染者が発生した場合はどのような対応となるのか。世田谷区では、区立小中学校で児童生徒や教職員に感染者を生じた場合、該当する児童生徒や教職員の登校を停止しつつ、保健所による疫学調査に基づき臨時休業とする範囲(学校全体、学年、クラス等)を確定させ、必要な範囲を臨時休業とする方針。又、 児童生徒や教職員に濃厚接触者が生じた場合についても、該当する児童生徒や教職員の登校は停止し、保健所の指導に基づいた必要な感染症対策を講じるとしています。(令和2年5月26日、渡部理枝教育長「区立小中学校の段階的な再開について」より)

こういう状況なので、各校の教職員は、我が校の子ども達から感染者が出ないようにと、仮に感染者が出たとしても、校内で濃厚接触者が出ないようにと気をつけていることでしょう。しかしこの「子ども達に良かれとの思い」が一部、誤った施策に繋がっているのではないか、もしくは感染症を過剰に恐れる余りに他のリスクを増大させているのではないかと思わされる事例もあるようです。

例えばマスクの着用。登下校の際にも必ずマスクを着用することを求めている学校があると聞きます。しかし今年も既に夏の陽気。最高気温が30度を超える日もありました。そんな中であっても、通学路で児童生徒がマスクを外さないようにと指導している事例があるそう。

屋外、つまり風通しが良く、子ども達が密集もしていない状況下において「暑くてもマスクは外さない」という指導は健康管理の面で本末転倒でしょう。文部科学省も「新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営のためのガイドライン」で以下示しています。

①熱中症事故の防止について
児童生徒の学習の遅れを補うため,夏季休業期間を短縮したり,夏季休業期間中に登校日を設けたりする自治体や学校も考えられることから,その際の児童生徒等の健康確保に向けた取組に一層留意する必要がある。このため,適切な水分補給や処置を行うことができる環境の整備や,空調設備等の整備状況や気象状況等にも留意した休業日等の取扱いについて万全を期す。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,学校教育活動においては,児童生徒等及び教職員は,基本的には常時マスクを着用することが望ましいと考えられるところ,気候の状況等により,熱中症などの健康被害が発生する可能性が高いと判断した場合は,換気や児童生徒等の間に十分な距離を保つなどの配慮をした上で,マスクを外すよう対応する。なお,体育の授業及び運動部活動におけるマスク着用の必要はないが,感染リスクを避けるためには,児童生徒の間隔を十分に確保するなどの取扱いをする。

(引用以上、強調は筆者によるもの)

桃野は、世田谷区の学校健康推進課長に対して、適切な水分補給や、登下校中も含めたマスク着用のあり方について、新型コロナウィルス感染症対策だけでなく熱中症対策も十分考慮に入れた上で各校の取り組みが進むようにと話をし、実効性のある策を求めているところです。

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