区民のお金を取り戻す!
昨日、世田谷区監査事務局に対し、「監査請求」を求める手続きを行いました。
平成22年~23年の間、世田谷区が進めてきた補助事業について。
あるNPOに対して、3年にわたり約9,000万円の補助金が投入される予定でした。
ところが、補助金額が確定してわずか一ケ月でこの事業が頓挫。
結果、何の実績もないまま、既に支払われた補助金が返済されない事態に陥っています。
世田谷区が某NPOと結んだ契約では、返してもらうべき金額は956万3千円。
※支払済みの補助金は約2,000万円ですから、この契約金額自体にも問題があると思っています。
しかしながら、NPOが返済した金額は、たったの16万円です。
昨年の8月以降、一切の返済はありません。
この補助事業に関する問題点は、大きく2つに分けることができます。
1.補助事業、補助事業者に関して様々な問題がある
→前・区政時代の問題
2.事業が頓挫してからの対応についても様々な問題がある
→現・区政時代の問題
1についても、引き続き厳しく追及してまいりますが、今回の監査請求は2の部分に関して。
世田谷区は、明らかに事業が頓挫することが分かった段階で、税金から支払われた補助金の回収に全力を挙げなければいけない。
区民の税金を預かる立場として当然のことです。
しかしながら、世田谷区がNPOと結んだ債務弁済契約は驚くほどユルイもの。
結果、支払われた補助金のほとんどが回収されていません。
おまけに区は、返済が滞った昨年8月以降、先方(NPO)との話し合いなども全く行っていません。
回収する気が無い、厄介なことは放置、とも見える態度です。
今回、このような経緯で監査請求を起こすに至りました。
監査の内容など、ブログでもご報告してまいります。
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