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世田谷区の桃太郎 桃野芳文Webサイトです
2018-07-13

「京都のあきまへん」(AKIMAHEN of kyoto)から学ぶ。2020年の東京オリ・パラに向けた準備としても大切です。

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世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
先日のブログ(【中小企業が持つ「気づかざる」強みを発掘。事業者と伴走しながらの支援。富士市のf-Bizモデルが面白い】)に続き、委員会視察の件を。
富士市から京都市へ移動し、京都市役所で「観光政策」と「交通まちづくり」、大きく2つのテーマで話を伺ってきました。
京都は年間の観光客数が5,500万人、(外国人宿泊客数で300万人以上)と観光地としては世界有数の都市ですから、世田谷でいう観光とは随分とスケールが違います。
それでも、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、世田谷区立大蔵運動公園が米国選手団の事前キャンプ地になり、区内にある馬事公苑では馬術競技が開催されます。今回の視察では、そういった視点からも京都市の施策に学ぶべきことを多く見出すことができました。
例えば、外国人観光客へのマナー啓発。外国人観光客の増加とともに、京都では地元の方々とのトラブルも増えているとのこと。
京都市では、トラブルの多くは観光客が日本での公共マナーを「知らない」ことが原因と考えているということで、特に啓発活動には力を入れているとのことでした。
例えばその一つ。「トリップアドバイザー」と連携し、日本・京都で守って頂きたい習慣やマナーを紹介したリーフレット(英語・中国語)を作成、関西空港や市内宿泊施設で配布している他、SNS等、インターネット上での発信にも力を入れているとのことでした。
■「京都のあきまへん
桃野も、実際にリーフレットを拝見しましたが、ちょっと厚目の紙でできていて、デザインも楽しげ、英語の説明の他、日本語もうまい具合に配置されているので、外国人観光客にとってはいい日本旅行の記念品になるような気がします。
p2
このリーフレットには、舞妓さんの袖を引っ張ったり、強制的に一緒に写真を撮ったりしないようにとの記載もありましたが、桃野も今回実際に、歩いている舞妓さんに気づくと、周囲の外国人観光客が一斉にカメラを持って「だだーっと」動く現場にも遭遇しました。あれ、舞妓さんちょっと怖いんじゃないかな(もう慣れているかもしれないけど)。
もちろん日本人でもマナー違反の人はたくさんいますが、やはり国が違えば共通認識になっているところ、なっていないところあります。
リーフレットを見ていると、外国人観光客に対しては、こういう点を事前に伝えておくとトラブルを防止できるんだなと気づく部分もありました。
世田谷区では、これまで外国人観光客への対応に慣れているとは決して言えませんから、京都市などから外国人観光客が増えることで想定される課題については学び、事前に準備を進めていきたいと思います。
交通まちづくりについては次回ブログで。

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