次から次へと驚きのニュースが・・・。まだまだ新たな事実が明らかになっていくのでしょう。知るのが恐いくらいです。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
財務省が行政文書をこっそり書き換えていた問題。
今朝の時点では、新聞各紙は「書き換え」から「改ざん」と表現を変えています(読売など未だ「書き換え」と表現している新聞もあります)が、桃野もこれは「改ざん」で良いのではないかと思う。
「書き換え」も「改ざん」も法律用語ではないので、根拠に基づいて使い分けるのは困難ですが、桃野は「隠蔽」の意思が含まれる書き換えであれば「改ざん」と感じますね。
ちなみに、専門家の意見がネットのニュースに上がってましたので興味のある方は、参照ください
【「政府&産経「書き換え」野党&朝日「改ざん」 法的にはどっちが正しい?】
ということで、桃野は今回の事件は「隠蔽」工作だと感じますし、「改ざん」そのこと以外にも数々「財務省、それはいかんだろう〜!」ということが次々と明るみになっています。
・最初に明らかになった2017年2月〜4月の間に行われた改ざん、の他にもその2年前、2015年6月に書類が削除されていたことが明らかになった。(3/14読売新聞などの報道より)
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えー!?もしかして財務省、常習的に都合の悪い文書は削除したり改ざんしたりしていた?
・3/2の朝日新聞のスクープ「財務省の文書が書き換えられている」の報道後、3/8に財務省が国会に「現在、近畿財務局にあるコピーはこれが全て」と改ざん後の文書を開示しているが、3/5時点で国交省が省内に保管していた改ざん前のコピーを財務省に渡していた。(3/14朝日新聞などの報道より)
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朝日新聞の報道後に、国会から求められてもなお「なんとか隠しきれないかな」と考えていたんですね、きっと。報道後も、文書を持っているのに、持っていないと嘘を貫き通そうとしていました。国民の中から選挙で選ばれる代議士たる国会議員からの開示請求もなんのその。国会、国民軽視(無視?)。
・財務省と国交省から内容の異なる「貸付決議書」を受け取っていた会計検査院に対し、財務省が調査時に「財務省が提出したものが最終版。国交省のものはドラフト(下書き)版と説明していたことも分かった(3/14朝日新聞の報道)
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財務省の言い訳もひどいですが、それこそ会計検査院は何やってたの?改ざんを知っていて(少なくとも書き換えの事実は知っていた)、これまで黙ってたんですね。森友問題においてこそ、会計検査院は政府から独立した立場でしっかりと「検査」をしなくてはいけなかったはず。その会計検査院が沈黙していたとは。何をか言わんや。
・財務省が大阪地検特捜部に対しても改ざん後の文書を提出していたことが明らかになった。特捜部は国有地売却に絡み、交渉記録を廃棄したとする公用文書毀棄や不当に安く払い下げて国に損害を与えたとする背任などの疑いで告発を受理し捜査を進めている(3/14東京新聞などの報道より)
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財務省、地検の特捜部も全く恐れていないんですね。さすが省庁の中の省庁です・・・
次から次へと驚きのニュースが報道されています。しかしまだまだ、これから新たな事実が明らかになっていくのでしょう。「日本の民主主義」は果たしてどういう仕組みになっていたのでしょうか。知るのが恐いくらいです。
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