「災害用伝言ダイヤル」を初体験。本日は区立中学校で行われた「避難所運営訓練」へ。
世田谷区議会議員、桃野よしふみです。
本日は抜けるような青空。
まだ所々に先日の降雪の名残が残っていますが、日差しが柔らく暖かで、日向ぼっこがしたくなるようなお天気でしたね。
桃野は朝から、地元の区立中学校で行われた「避難所運営訓練」に足を運んでおりました。
先日の福島県の沖合を震源とする地震も記憶に新しく、多くの方が熱心に参加されていましたよ。
(東京も揺れましたしね)
今日は、マンホールトイレの確認、バーナーの設置&炊き出し訓練、災害用伝言ダイヤルの体験、備蓄倉庫の確認など。桃野も皆さんと共に、実際の災害を想定しながら機器の確認などしておりました。
【↑これが炊き出しに使う大きなバーナーとカマド。使い方をちゃんと知っておかないと】
【↑災害用伝言ダイヤル。携帯等が使えない状況でも家族とメッセージのやり取りができます】
でも、一番良かったことは、参加された皆さんと時間をかけて意見交換ができたこと。
特に、飲料用水を含めて、水の備蓄だけはしっかりしておかないと。
真夏に大震災がやってきたら、水の問題は、それだけで命取りになってしまいます。
世田谷区内各地に準備されている「災害時の井戸水提供の家」について、飲料用水として水が提供されると勘違いしている方もいらっしゃいましたし(原則的には飲めない)、避難所には地域の方の飲料水や食料が備蓄されていると勘違いされている方もいらっしゃいました。
とにかく、水と食料の備蓄は、各家庭で3日分。
これは命を守るために必ずご用意ください。
首都直下地震の際は、世田谷区内の3割の世帯で断水するとの想定です。
災害直後に給水車が来るということは、まずありません。
上下水道が壊れてトイレが使えなくなることも想定されます。
お年寄りや、障害のある方など「災害弱者」といわれる方々についても、地域で助け合って生き延びるしかありません。
(行政の助けが迅速に行き届くなんてことは到底考えられない)
脅すつもりは毛頭ありませんが、災害時に起こることを想定し「抜かりなく」その準備を整えておくことが必要です。
コメントを残す