6/1開園予定の保育施設にて。シックハウス症候群の原因となる「アセトアルデヒド」が高濃度に測定される
本日は、福祉保険委員会へ。
委員会の中で報告されたのが大蔵5丁目保育施設での「アセトアルデヒト問題」。
本年、6月1日開設予定で開園に向けた準備が進められていた大蔵5丁目保育施設にて、厚生労働省が定める指針値を大きく上回る「アセトアルデヒド」が検出されてしまいました。
【厚生労働省が定める室内濃度指針値】
アセトアルデヒド 48μg/㎥
この施設の検査では、既に5月6日、1階部分で157μg/㎥、2階部分で167μg/㎥と、厚労省の指針を大きく上回る値が測定されていましたが、続いて5月14日の再検査でも1階部分で132μg/㎥、2階部分で115μg/㎥と大きな改善が見ることができず・・・。
いよいよ開園日が迫り、ここへ来て”開園を遅らせるなどの対応”をとらざるを得ない可能性が高まってきました。
運営事業者は区外にある社会福祉法人で、当然その事業者を選定したのは世田谷区です。
待機児童全国ワースト1と言われるほど、保育園が足りない世田谷区で、加えてこういうコトが起きてしまう事について、世田谷区の責任は免れません。
(建築の過程や、検査の過程で大きなミスが有った可能性も否定できないと思います)
この保育施設は35名の入園が内定しておりましたが、開園延期となった場合、ご利用予定の皆様に対しても、区として緊急に新たな対応が必要でしょう。
ここからの対策でアセトアルデヒドの値が下がり、予定通り6月1日の開園が実現できるのか。
それとも開園延期となり、世田谷区は利用者の皆さんに対して、何らかの代替措置をとるのか。
区の対応を注視して行きたいと思います。
※アセトアルデヒド
特異な刺激臭を持つ無色の液体で、ホルムアルデヒドと同様に、塗料や接着剤などに含まれており、頭痛やめまいを引き起こすシックハウス症候群の原因物質の一つ。
(引用元)
9月30日まで。区内各地の「おやすみ処」で休憩&冷水が飲めます。熱中症に注意が必要な季節。お気軽にご利用下さい。 今年も開催!「ボッチャ世田谷カップ」。出場32チームのうち、30チームが公募されます。優勝チームは「ボッチャ東京カップ」へ。 児童館の地域懇談会へ。もうすぐ夏祭りの季節。未だコロナ対策が必要な中、夏祭りはどうする?どうなる?地域の方々の悩みが伝わってきます。 違法駐輪だけど、迷惑自転車を撤去できない?「東京都が〜」「世田谷区が〜」これは区民には関係無いこと。 「医療的ケア児支援法」成立。世田谷区でも更に充実した支援体制を。今年8月「世田谷区医療的ケア相談支援センター」が事業開始予定です。
コメントを残す